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もし幻覚を見たら、チャンスだと思って自分の意識を観察してみよう!

生活と科学
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初出:2016/09/06 Vol.188 麻酔薬と幻覚

幻覚を見たことがあるだろうか?

多くの人は幻覚体験が無いと思うし、別にしなくてもいいとは思うのですが(笑)。

幻覚に陥る自分を観察していると、人間の「意識」というものがどうやって構成されているか、脳がどうやってモノを認識しているかということが俯瞰で見えてくるので、そういうチャンスが巡ってきたら観察するためのコツの話をしておこうと思います。

幻覚のパターン

幻覚のパターンにはいくつかあって、人格自体が乖離してしまうものや、五感情報が混乱するもの、夢と現実が区別できなくなる現実乖離、脳の機能低下による情報の観測不可能状態、いずれも自分の経験を元に適当に列挙しているだけなので系統立てた分類でも、学術的な分類でもないのですが、感覚的にこんなかんじです。

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念のため、非合法な経験がベースではないとお伝えしておきます(笑)。今話題の麻酔の経験やらなんやらであって、法的にはセーフだと認識いただければ。

近年、たまたま年に3回も手術を受けることになったことがあり、そのときにケタミン(商品名:ケタラール)、プロポフォール(ディプリバン)などの麻酔薬の体験をしたわけです。

また幻覚性キノコ(合法だった時代のシロシビン系と、イボテン酸キノコ)の体験などがベースになっています。また幻覚性サボテンもとりあえず体験してみる派の自分としてはムシャムシャしてみたり、致死量の未精製ダチュラアルカロイドを誤って体に入れてしまった(話すと長いのですが事故です)などなど、幻覚の体験はそれなりにあるつもりなので、生理学的な知識を持った上で幻覚を体験すると、それらがどうやって起こっているのか後になって分かってくるわけで、その辺の話を次回から1、2回に分けてできればいいかな・・・と思ってます。

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