【機械王の休日】金属加工講座:軸付き砥石を使い分ける

機械工作と科学装置
軸付き砥石:ダイヤモンド
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初出:2018/07/03 Vol.283 機械王の休日:軸付き砥石を使い分ける

軸付き砥石とは?

軸付き砥石とはルーターなどを使い高速回転させて使う砥石の事です。直径は細く砥石部分は太くても10mm程度。バリ取りや仕上げなどチョットした簡単な加工で重宝します。各材質の得意、不得意な点などを覚えておくと便利です。

ダイヤモンド

地球上で最も硬い物質であるダイヤモンドは好んで研磨ツールに用いられます。大変硬く、金属、ガラス、セラミック超硬など何でも削れるのが魅力です。切れ味は他の材質とは比較にならないほど良く、粗加工で特に威力を発揮します。欠点はダイヤモンドの粒子層が表面に極々薄く素材しているだけなので剥がれてしまったら終了な点です。鉄との相性が悪く鉄を削っていると直ぐにダイヤモンドの層が無くなってしまいます。

アルミナ

アルミナも大変硬い素材であるため、研磨ツールとしては一般的です。硬いと言っても超硬には負けるのでタングステン系の合金の加工には不向きですが、ダイヤモンドと違い、アルミナの砥石の塊が軸に付いているため、鉄を削っても大丈夫なのが良いところでしょう。砥石の部分が無くなるまで使えます。また、研磨剤としては安価なので低価格で調達できるのも魅力です。

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ペーパー

ゴムの台座に紙やすりが取り付けられたツールです。紙やすりとゴム台座の組み合わせはソフトな研磨感覚となります。砥石と違い凹むため曲面の仕上げ加工に最適です。色々な荒さの交換紙やすりが売られており、ザラザラの物からスベスベの物まで様々。基本的に、最終仕上げ前の中仕上げ用として使われますが、この中仕上げの状態をヘアラインと言い、この状態で最終仕上げとする場合もあります。

フェルト

フェルト地を軸に固定した物です。フェルトのままでは研磨力が無いので何らかの研磨剤を含ませて使います。研磨剤としては赤棒、青棒、ピカールなどが一般的です。鏡の様なピカピカの面を得るために必須のツールです。

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