【機械王の休日】ダイソーの真空ポンプで「真空爆音発生装置」を作る

機械工作と科学装置
吸引して限界を超えると破裂する
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初出:2019/01/08 Vol.310 機械王の休日:ダイソーのバキューム装置で真空爆音発生機を作る

POKA
POKA

こうしてポンプを動かしてだな・・・限界を超えると破裂して爆音が鳴る訳だ。

Joker
Joker

・・・思ったよりデカい音が出ますね、POKA先生。

POKA
POKA

ははは、オモチャとしては良いものだろう!

Joker
Joker

ところで、そこで耳から血を出して倒れてるくられ先生はどうしたんですか?

POKA
POKA

怪人仕様の方を試してもらったのだよ。何、誤差の範囲だ!

くられ
くられ

・・・・・・(死〜ん)

※Pという血文字が残されていたとか・・・嘘です。駄目だこりゃ。次行ってみよう!

機械王の休日、第29回をお送りします。前回同様、素材の宝庫ダイソーから新たな素材、ハンド真空ポンプを見つけてきたPOKA先生。これを使っていったい何を作るのかというと、「真空爆音発生装置」です。さっそく作り方を見ていきましょう。

ペットボトルを潰すハンド真空ポンプ

ダイソーで、いわゆる便利グッズとして、手動で空気を抜いていける真空ポンプが売られています。ペットボトルの内部を減圧・・・要するに空気を抜いて、小さくまとめるためのツールです。

実物はこんな感じで、200円の製品。この口の部分にペットボトルを付けて空気を抜く、とイメージすればわかりやすいでしょうか。内部に逆止弁が仕込まれているので、持ち手を往復させることで連続的に排気が可能となっています。

ちなみに同様の商品はネット通販などでも見かけますが、ダイソーほど安くはありません。やはりダイソーのコスパは抜群ですね。

これは色々と応用のしがいがあると思いませんか? 今回はこのポンプを使って「真空爆音発生装置」を作ってみます。材料はハンド真空管ポンプに、広口の漏斗、そしてサランラップです。

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漏斗を加工する

同じくダイソーで漏斗を調達しましょう。様々な種類がありますが、出口が大きく、さっきのハンド真空ポンプにフィットするものを選びます。今回は広口のポリ缶じょうごを選択しました。横に付いているフックは不要なのでカッターで切り落としてしまいましょう。

さて、この漏斗をハンド真空ポンプに接続する訳ですが、口の部分が少し細く、そのままではうまくハマりません。もちろん接続を前提にした規格品ではないのでこういうことは往々にして起こりますが、ケースバイケースで柔軟に対応していきましょう。

今回は、少し口が細い程度だったので、ストーブの熱で加熱して柔らかくしてから繋げました。ほどよく柔らかくなったところで、ハンド真空ポンプの吸引口を押し込むと、バッチリとフィットします。

サランラップの選択

次にサランラップを貼るのですが、ここで注意点があります。ラップであれば何でも良い、という訳ではなく、「サランラップ」である事が、今回は重要になります。サラン=ポリ塩化ビニリデンであることが大事。それというのも、サランは破裂する時に、瞬間的にバラバラになりやすい特性があるためです。

なので、裏書きをきちんと読んで、表記にポリ塩化ビニリデンとある製品を用意しましょう。

残念ながら、探した範囲ではポリ塩化ビニリデンを使ったサランラップはダイソーにはありませんでした。ダイソーにある製品はポリエチレンタイプのようです。気を付けましょう。ラップを漏斗に貼って、輪ゴムでしっかりと固定すれば準備完了です。

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ラップを貼って吸引・・・BOMB!

さて、サランラップにこだわったのは、ラップとしては強度が高く、漏斗内部を減圧してもかなり踏ん張るからです。

ハンド真空ポンプで空気を抜いていくと、このように耐えて、そして限界点を超えたあるところで、内側に吸い込まれるようにして破裂します。この際にかなり大きな破裂音が鳴り、耳鳴りがするほどです。

たぶん、想像した以上の爆音となるので、もし実際に試すのであれば、周囲の環境などにくれぐれも気を付けましょう。騒音は問題になりやすいですしね、経験上。

さて、総括ですが、今回は漏斗にダイソーの大型のものを使いましたが、ポンプにくっつけられるのであれば良い訳で、他にも使えそうなものは多々あります。漏斗とラップの間の空間の容量が大きければ大きいほど強い音が鳴らせるので、色々と実験をしてみても楽しいのではないでしょうか。

爆音を鳴らすのはいいぞ、諸君!

追記

応用編として、漏斗ではなくVP25の塩ビ管を利用した例をPOKA先生がアップしていました。あわせてご参考にどうぞ。

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