精液を増やすクスリは実在するのか? 性にまつわるサプリメント

性差の科学
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初出:2013/08/27 Vol.31 性にまつわるサプリメント

ビール酵母は都市伝説なのか?

今回は女性に極めて関係ない話で誠に恐縮なんですが、仕方ないけど進めます。

「精液を増やすクスリって無いっすかね?」と振られたので、いろいろまとめておきます。

まず真っ先に有名なのがエビオス錠、強力わかもとなどのビール酵母。この辺のビール酵母をたくさん飲むと精液が増えるという話は半ば都市伝説と化しており、強力に信じられています。

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実際には体験談しかなく、医学的な証拠は無いが実際にビール酵母にはタンパク質が豊富で、吸収率も90%近く栄養価が高い(実際に世界大戦中に資源の乏しいドイツが肉の代用栄養素として開発)タンパク質が不足している人には良いタンパク資源となる。とはいえ、別に良質なタンパクであれば何でも良いので、エビオスでなくても、大豆プロテインでも卵白でもなんでもいいと言える。

ただ、同時に精子の生産に欠かせないミネラルも豊富に含むので、欠乏している人には覿面に効くかもしれません。ただしその場合は、1回20〜30錠を1日3回というすごい量を飲んでこそ・・・ということになります。ただ、酵母・・・という生き物は小さく、それぞれがDNAを持っている・・・つまりは核酸がうんざりするくらいに含まれている食品でもあります。

要するにプリン体が豊富すぎるので、尿酸値の高い人や痛風の人は死ぬと思われるので、その辺は注意しておいた方が良いでしょう。

アルギニンとビタミンE

次にアルギニンというアミノ酸。アルギニンは体外から入れなくても、体内で合成(生合成)できるアミノ酸なのですが、生合成の能力は基本的に老化と共に落ちていくので、特に男性の場合、ガクっとホルモンバランスを崩す、35歳以上だと効果があるかもしれません。

またあまり知られていないがビタミンEは割と精液と因果関係がはっきりしています。

実際にビタミンEを抜いた食事でネズミの精子が次第に減っていき50日から100日後にはほぼ精子が精液中に居なくなるという事が確認されているので、ビタミンE錠剤を少し多めに摂ってみると良い効果が出る人もいるかもしれません。

他にもいろいろありますが、いずれ他の記事ででも、ということで(笑)。

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