【エアコン効率運用】「付けっぱなしの方がお得か」の嘘と本当

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初出:2016/08/23 Vol.186 俺日記 エアコンは付けっぱなしのほうが安いか

Joker
Joker

今日も今日とて暑いですね、先生・・・今日はエアコンの話ですか?

くられ
くられ

うむ。エアコンの効率運用は割と切実に死活問題だからな。

Joker
Joker

家で仕事をする場合もそうですし、夜ちゃんと寝られるかどうかも大事ですしね。

くられ
くられ

ベッドは熱が籠もるし、そういうのも今回は触れて行こうかとね。

Joker
Joker

ところでこの部屋、死ぬほど暑いんですが、エアコンは・・・

POKA
POKA

(ジジジジッ・・・ジジジジジッッ・・・)

くられ
くられ

POKAがエアコンを魔改造したっていうから、今、外の配管を溶接してるところだよ。

Joker
Joker

・・・なんかイヤな予感がするんですが、本当に大丈夫なんでしょうか。

POKA
POKA

待たせたな! 最新の原子力発電式エアコンの設置が終わったぞ!

Joker
Joker

(アカン)

※実際にエアコンの設置やら何やらをするには色々と資格が必要です。

エアコンは付けっぱなしの方がお得?

エアコンは付けっぱなしの方がかえって安上がりになる

という話を聞いた事があるでしょうか。

最近はあちこち駆けずり回る事もありますが、自分は、もともとは基本的に家で仕事をしているので、エアコンを付けている事が多いです。

なので、エアコンの効率運用については思うところもあり、使っていない部屋に関しては、結構こまめに消したりしていたこともあります。

そこで最初の話です。どうも、全室エアコン付けっぱなしでも、諸々計算してみると、大して金額が変わらない・・・ということで、以前、思い切って実験をしてみたことがあります。

結果は、本当にあまり変わりませんでした。

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必ずしも安くなるとは限らない

しかしこれは、あくまで「我が家の場合」です。実験器具だのなんだのかんだの、あれこれモノがある我が家ですから、一人暮らしの小さな家とかでは当てはまりません。

このほかにもいくつか気を付けたいポイントがあり、壁が薄くて冷房効率が悪い家だとか、エアコンが古くてランニングコストが高かったりすると、ちょっと成り立たない話でしょう。

要するにケースバイケースなので、鵜呑みにして「冷房つけっぱの方が安いし!」と思って、跳ね上がった電気代を見て卒倒しても責任は持てません(笑)

しかし、その辺を踏まえた上で、どういう場合だと得になるのか、エアコンの効率的な運用について、今回はちょっと考えてみようかと思います。

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エアコンの仕事量の違い

まず、そもそも、エアコンを動かす、といっても、フルパワーでガンガン冷やしにかかっている時と、室温を維持する時の仕事量は、当然、違います。

だいたい、フルパワー運転のMAXで1500W、維持運転の時は200〜300Wが目安とされています。

故に、フルパワーで一時間動かすのは、付けっぱなしにしてだらだらと室温維持で一時間動かすのに比べて、数倍、エネルギー効率が悪い、という事になります。

つまり、フルパワー一時間当たりの電気代で、だらだら運転だと数時間分に相当する、ということです。

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フルパワー状態をなるべく避ける

では、エアコンがフルパワー状態になるのはどういう時でしょうか。

それはもちろん、暑い部屋を冷やしにかかる時ですが、ここで気を付けたいのは「家具」です。家具が多い部屋が灼熱になっていると、家具自体が熱を持つので、冷却時には家具から発散される赤外線による加熱も冷却しなければならず、家具が冷えるまでフルパワー状態が続きます。

部屋がすっかり冷えたように思えても、床が生暖かいといった状態だと、フルパワー運転が何時間も続く事になります。これは効率が良くない。

従って、家具が多くてエアコンで冷えるのが遅い部屋ほど、付けっぱなしの恩恵は大きいと言えるでしょう。

例えば寝室、大きなベッドなんかは蓄える熱量も多いので、いったん熱を持ってしまうとかなり損となる上、エアコンで空気を冷やしてもベッドが暖かいままで、夜に寝苦しくなったりする訳です。

これを踏まえて、部屋が適温まで冷える時間がどの程度なのかを考えると、損得の分岐点が見えてくると思います。

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日中家にいない人向け効率運用テクニック

また、これはこれとして、昼間は完全に家におらず、夜に帰ってくる、という場合に役立つ、効率的な部屋の冷やし方というものがあります。

まず、帰宅したら窓を全開にして、扇風機を総動員して冷えた外気を大量に通して放熱しましょう。外の空気がじめっとしていて不快であっても、です。湿度が高くても気温が低ければエントロピーは放散していきます。

こうして空気を入れ換え、部屋に籠もっていた熱をある程度、外に逃がしてやると、そのまま付けるよりエアコンの効きが圧倒的に良くなり、冷えるまでの時間も減ります。

外と同じ程度に家具が冷えてから、エアコンを付けましょう。エアコンを付ければ除湿もされて、フルパワー運転はかなり減ります。

エアコンを効率運用して、暑い季節を乗りきりましょう!

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