【機械王の休日】電子タバコ用ヒーター線で耐熱コイルを作ろう!

機械工作と科学装置
パワーをあげると目がくらむほど白熱
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初出:2019/11/12 Vol.354 機械王の休日:電子タバコ用ヒーター線を試す

POKA
POKA

ふむ。こんなもので良かろう! では早速通電を・・・

Joker
Joker

POKA先生、今度は何の実験ですか?

POKA
POKA

はっはっは。電子タバコの部品が耐熱コイルに使えそうなのでな。自作用のもので試作をしていたところだ!

Joker
Joker

へぇ〜〜、おや、これがその電子タバコですか。なんかやけにバッテリー部がゴツいですが・・・

POKA
POKA

一応、既製品と比較しようと思ってな。結局、だいぶ色々といじってしまったが・・・まあ、誤差の範囲だろう!

Joker
Joker

いやあの、POKA先生? なんか触ってないのに煙出てきましたよ?

POKA
POKA

うん? おかしいな、電源は切ってあるはずだが・・・

Joker
Joker

リ、リキッドに一体何を使ったんですか・・・温泉の臭いが・・・ガハッ(吐血)

POKA
POKA

しまった、そうだ、時限式にしたんだった。いやー失敗失敗・・・ところで、さっさと酸素を吸入しないとそろそろ死ぬぞ?

Joker
Joker

きゅ、救急車・・・(バタリ)

※フィクションです。危険行為はやめましょう。

機械王の休日、第73回をお送りします。今回は電子タバコ「VAPE」に使われている部品にクローズアップします。といっても、いつものように本体を調達してバラすのではなく、VAPEの部品の自作用の材料として売られているヒーター線を使って何かできないか、という話になっております。

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電子タバコ「VAPE」に使われるヒーター線

電子タバコに「VAPE」というものがあります。

ざっくり構造を説明すると、コイル状にしたヒーター線(電熱線)をバッテリーを使って加熱し、リキッドと呼ばれる電子タバコ用の液体を通して蒸気にして吸い込むという形です。

小さい割に高出力のバッテリーを使うわけで、爆発事故などが起きたこともありますね。今回の本題とは関係ありませんが。

さて、このヒーター線なんですが、どうもこのコイル部分を自作することがあるらしく、様々なものが売られています。中でもカンタル線というものがかなり安価に流通しているので、電気炉の自作などに使えそうです。

今回はそのVAPE用のヒーター線を調達してみました。本物のカンタル線かどうかは不明ですが、試してみる価値はあります。実際にコイルを作ってみましょう。

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カンタル線とは

そもそもカンタル線とはなんぞや、というと、ヒーター線の一種です。極めて耐熱性が高く、1000度を超えるような高音炉で使われています。

ヒーター線としてよく聞くニクロム線は900度くらいまでが限界で、それ以上となると使用が難しくなります。よって、炉に使うならより耐熱性の高いカンタル線が良いわけです。

とりあえず、届いたヒーター線を見てみましょう。

触ってみた感じ、ピアノ線まではいかないまでも、比較的コシの強い金属線であることが確認できました。結構な量がありますが、これだけあって500円ほど。かなり安価です。

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コイルを作って通電実験!

では早速、実験と参りましょう。

まずはヒーター線をドライバーを芯にしてグルグルと巻きつけ、コイルを作りました。これに通電してみます。本物のカンタル線であれば、ちょっとやそっとのパワーでは溶けたりしないでしょう。

こんな感じで、特に問題なく赤熱しました。なかなか良い感じです。さらに電流を大きくしてパワーを上げていきましょう。高エネルギーはロマン!

目がくらむほどの、白熱に近い状態まで達しました。これだけ耐えられるのであれば、少なくともニクロム線よりは耐熱性があるように思えます。

今後、実際に簡単な炉を組んで、耐久性を試してみる予定です。その結果は、またいずれそのうちどこかで。

ハイパワーに耐えられるヒーター線は良いぞ! 諸君!

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