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若くして突然死の謎 その3 〜いかにして睡眠時間を確保するか〜

美容と健康
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初出:2014/01/28 Vol.53 若くして突然死の謎 その3

睡眠の質を上げ、睡眠時間も確保しよう

どうやって睡眠時間を作るか・・・睡眠の質を上げればいいのか?

まず、睡眠時間を削って仕事を・・・趣味を・・・という発想をやめましょう。睡眠不足によって、思考に必要な脳の神経伝達物質も枯渇し、楽しみ、幸せを感じるための伝達物質すら枯渇していくことを考えると、睡眠時間を犠牲にし続けるのは得策ではないのです。

睡眠時間ありきでスケジュールを組むのが大切です。自分にとって最適な、また最低限必要な睡眠時間はどれくらいか、日々自分を観察して出しておくのが必要になるわけです。

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すでに睡眠自体に障害がある場合、寝付きが悪い、長時間寝ていても寝た気がしない、といったものは、速やかに専門病院で治療を受けましょう。
精神疾患は心の病と言われていますが、人間を化学の目で見れば、しっかりと脳内の受容体の数や伝達物質の量、その他脳内ホルモンのバランスがおかしい異常状態になっています、つまりは「病気」なのです。

聴診器で分からない、顕微鏡で見られないだけで、しっかりと機能不全を起こしている「病気」なので、治療が必要なのです(最近が画像診断や血液診断も出来るようになってきましたが、まだまだ精度は微妙です)。

何かおかしいんじゃないか? と感じたら、それは即ち治療が必要と考えましょう。
当然放置して治る場合もありますが、悪化する確率の方が高いので、考える頭があるのであれば病院に行くべきなのは必然です。

幸いなことに向精神薬の大半は安く、そして安全です。
注意が必要なのは、薬に溺れないこと。しっかりと直したいという意思をもって、薬を選んで使うことが大切です。大半の精神に働く薬が有効な結果を出すのは早くて1ヶ月といったところ。耐えきれない副作用でもない限り、2週間は我慢し、1ヶ月経っても駄目だと思った場合は、別の病院探し・・・という感じで行くのが良いでしょう。また薬手帳は必ず付けておきましょう。

次回は、死なないための運動と食事です。

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