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夏場に助かるケミカルクッキング:ヘルドクターのコンビニ風ライス

生活と科学
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初出:2014/07/15 Vol.76 夏場のご飯にこそ添加物

添加物でケミカルブーストご飯を作る

夏場のご飯は傷みやすい。当たり前ですが気温と湿度が高いからです。

冷蔵庫にちまちまとって、レンジであっためて食べるも良いのですが、多少炊飯器のなかに忘れっぱなしにしても、ご飯が安定しておいしくあれば理想的です。

ご飯をおいしくする方法としては、精米と添加物です。精米というのは炊く前に玄米から白米に精米することですが、すでに精米されたものでもさらに表面を剥くことで古米でもおいしさがアップするという力業です。家に精米器がある場合はそうした活用法もアリなわけです。

次に添加物。添加物といっても大したものは入れません。入れるのはグルタミン酸ナトリウムとグリシン。グリシンは、アマゾンなり楽天で「グリシン 1kg」などで検索すれば、千円程度で売られています。サプリメント用としてもごく少量でアホみたいな高額で売られていますが、中身は同じです。

グルタミン酸ナトリウムの方は、食品添加物としても販売されてますが、要するに「味の素」です。業務用だとやはり1kgとかでお安く販売されていますが・・・まあ家庭用でいいんじゃないでしょうか(笑)。一応紹介はしておきます。

グリシンを1合当たり、小さじ一杯程度、グルタミン酸を一つまみ程度。

あとはいつも通り炊くだけです。できれば炊く前に30分〜1時間、水につけて置いてから炊飯できるようにタイマーセットするとモアベターです。

これで美味しさブーストアップする上にグリシンの静菌作用によって、かなり日持ちのするお米になります。栄養価も上がるという一挙両得な添加物の使い方です。

さらに美味しいご飯を炊きたいという人は、粉寒天を1合当たり1g、米油を2、3合当たりに小さじ1杯程度入れて炊くことで、冷えてもおいしいコンビニ風ライスを炊くことができます。

グリシンってなあに?という方は、以下の記事もご参考にどうぞ

【添加物の科学】ドーピング料理の縁の下の力持ち、グリシンとは?
ドーピング料理などで便利に使われる食品添加物、グリシン。メルマガでもたびたび話題にしていますが、具体的にどんなものなのかの説明を、ここで改めてしようかと思います。普通にご家庭でもご飯を炊くときに少し入れると美味しくなるアミノ酸ですよ!
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