【機械王の休日】ガラス細工に便利な「エアーバーナー」の紹介

機械工作と科学装置
ガラスを溶かしてみる
スポンサーリンク

初出:2020/01/14 Vol.363 機械王の休日:エアーバーナーを試す

Joker
Joker

POKA先生、今回はバーナーの話とのことですが・・・

POKA
POKA

うむ。カセットガスが使えるガスバーナーが一般的だが、こういう、空気をポンプで送り込むタイプの「エアーバーナー」というのがあってな。ガラス細工などに便利なのだ。

Joker
Joker

なるほど。ああ、空気の流量を調整して、炎の温度が加減できるんですね。なんか科学実験で使った奴を思い出すな。

POKA
POKA

燃料と酸素のバランスは、燃焼において非常に重要なファクターだからな。ちょっとその辺に失敗すると、ああなる。

くられ
アフロられ

(プスプス・・・)

Joker
Joker

わー、見事にアフロですね。今日は静かだと思ったら既に処された後だったのか。

POKA
POKA

はっはっは。まあ死んでないからOK!

機械王の休日、第82回をお送りします。手元で扱うものから大出力なものまで日常的に炎を取り扱っているPOKA先生ですが、バーナーの使い分けもしています。今回は、そんなPOKA先生がお持ちのバーナーの中から「エアーバーナー」というもののご紹介です

エアーバーナーとは

「バーナー」と言われて、何を思い浮かべるでしょうか。

こういう、カセットガスなんかをつないで使うガスバーナーがとてもわかりやすいですね。

しかし、バーナーとは燃料と空気を混合して燃焼させる装置全般のことを指します。

なので、実はガスコンロなんかも「バーナー」の範疇にありますし、ガスだけつないで燃焼させているように見えるカセットトーチなどのガスバーナーも、ガスの噴流で空気を巻き込んで燃焼させているわけです。

この、燃料と空気(に含まれる酸素)の比率というのは燃焼において非常に重要な要素なわけですが、この辺の比率をコントロールしやすいバーナーに「エアーバーナー」というものがあります。

なかなか豪快な価格がする代物ですが、今回はこのエアーバーナーをご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

バーナー一式

エアーバーナーは、エアー、つまり空気をポンプから強制的に供給して使うタイプのガスバーナーであり、供給する空気の量をバルブでコントロールして、炎を制御できます。

こんな感じで、バーナー本体に二つ口がついていて、片方にガス、片方に空気を供給するポンプをつなぐ形です。

ポンプは、エアーコンプレッサーやエアーブロワーが使えます。写真の例ではエアーブロワーを利用しました。あまり高い圧力は必要ありません。

ガスバーナーの炎を良く観察すると、外側の外炎と内側の内炎で、微妙に色合いが異なっており、外炎は高温の真っ青な炎で酸化力のある酸化炎、内炎は酸化炎より低音の還元炎となっています。

エアーバーナーであれば、空気の流量を調整してやることで、この酸化炎と還元炎をある程度コントロールすることができます。このため、ガラス細工などに利用されることが多いです。

スポンサーリンク

炎の調整

実際に炎を調整してみましょう。側面と先端の空気穴を調整することで、炎を青くします。

こんな感じですね。オレンジ色の炎から、高温の青い炎になったことがわかると思います。

その上で、高温が必要なら酸化炎として、真っ青な色でシューといった燃焼音が聞こえる感じで調整しましょう。一方でもう少し温度の低い還元炎が必要なら、少し緑色っぽく、無音に近い炎に調整します。

スポンサーリンク

ガラスを溶かしてみる

ガラス細工によく使われているバーナーなので、ちょっとガラスを溶かしてみましょう。

軟質ガラスはかなり簡単に溶かすことができました。この通り、端を閉じる封入作業などに便利なので、細工物以外にも役立つことでしょう。

ガスバーナーと一口に言っても色々ある。用途に応じて使い分けると工作の幅が広がるぞ、諸君!

スポンサーリンク

関連記事

前回:ピンセットを熱処理して表面をお掃除

ガラス管の封入はガスバーナーとドリルを使うのもアリ

デジタル温度計を使えばバーナー炎の温度を測ることも可能

バーナー・コンロに使えるガス缶の種類

園芸品を断熱材に利用する

高耐熱接着剤を試す

カプトンテープからカーボン皮膜を作る

タイトルとURLをコピーしました