【機械王の休日】電子工作のお供:こだわりのハンダゴテ

機械工作と科学装置
回路の制作
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初出:2018/09/04 Vol.292 機械王の休日:こだわりのハンダゴテ

機械王の休日、第11回をお送りします。今回は、電子工作といえば付きものの工具、ハンダ付けに使うハンダゴテについてです。POKA先生のこだわりポイントをご紹介しましょう。

ハンダゴテのコテ先

ハンダゴテにもピンキリがあり、最近はダイソーなどで数百円程度と安価に調達できるようになりました。この連載では成分や機能が同じなら安いものでも良いではないか、というような事に触れる事もありましたが、今回ばかりはそうもいきません。というのも、この安価なハンダゴテはニクロム線を使ったタイプであり、昇温が遅くて本格的な作業には向かず、不便だからです。

セラミックヒーターを使った本格的なハンダゴテは、5000円程度と高額ですが、温度制御ができたり、昇温が早かったりと便利なポイントがあります。また、ニクロム線タイプの安価な製品だとコテ先の寿命が短く、本体も含めて使い捨てになってしまうケースが多いのです。この点、セラミックヒータータイプのハンダゴテは高い代わりにコテ先の交換が可能で、長く使うことができます。

また、交換が利くということは、目的に応じてコテ先を変更できる、ということです。交換用のコテ先は多々ラインアップされているので、その時々で使いやすいものを選べます。今回は、自分がよく使うハンダゴテとコテ先について解説していきましょう。

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FX-600

白光から発売されている「FX-600」は、5000円以下で調達できるセラミックヒータータイプのハンダゴテとして定番となっています。

ダイヤルで温度制御ができ、チップ部品から金属端子まで、少熱量から大熱量が必要な作業まで、この一本でカバーできるため、大変便利です。

先曲がり型のコテ先

「0.2BR型 T18-BR02」と言う型番のコテ先は具合が良いです。先端部分が曲がった、変わった形状をしています。この曲がりがあるため、ハンダゴテを寝かせる事なく、基板に平行に沿わせることが可能で、チップ部品のハンダ付けにはとても役立ちます。

実際の作業

形状の問題で、曲がっている内側の部分は熱容量が大きくなります。電源ケーブルなどを扱う場合は大熱量が必要になるのですが、この曲がりを活かす事で、チップ部品を扱う場合と同じ設定温度で作業ができます。電源回路の制作時、いちいち設定温度を変更せずに制作を進められるので、大変効率的です。

また、コテ先はこの他にもマイナスドライバー型など、色々なタイプがラインアップされています。どのような作業が多いのかも考慮した上で、お気に入りのコテ先を探してみてはいかがでしょうか。

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