くられ先生の子供と遊べる「安全すぎる」キッチンサイエンス!

生活と科学
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初出:2014/11/11 Vol.93 台所サイエンスその1 色の変わる液体
初出:2014/11/18 Vol.94 台所サイエンスその2 洗剤と着色料で作る泡発生

Joker
Joker

ヘルドクターくられの!

くられ
くられ

キッチンサイエンス!!

Joker
Joker

いえーどんどんぱふぱふー

くられ
くられ

はい、というわけでね、今日はご家庭でも簡単にできるお子様向けの実験をね、やっていこうと思うんですよ!

Joker
Joker

うわーなんだか普通のYouTuberっぽいですね、先生。今回は誰も死ななくて済みそうですね!

POKA
POKA

はっはっは。そんなわけで、どんなご家庭にもある10Lのデュワー瓶に入った液体窒素に、あとはテスラコイルと、それにバルス装置に・・・うむ、何の変哲もないラインナップだな!

Joker
Joker

あの、今回は、キッチンにある重曹とか、そういう実験なんですが・・・

POKA
POKA

うむ。それはそれとして、やはりこういった小物類がないとパワーみが足りなくて面白くないではないか。やはり爆発や雷の一つ二つ起こさないとつまらんだろう?

くられ
くられ

・・・やはり普通の安全な実験はさせてもらえんのじゃろうか。

※本文の実験は本当に安全なものです。

子供と一緒に遊べる簡単な科学実験

科学とは本来、楽しいものです。

しかしまあ、今の学校教育でその面白さを知るのはなかなか大変な訳で、故にこそ、YouTubeで「教科書さん」シリーズとかやっているという部分もある訳ですが・・・さておき。

子供に科学の楽しさを教えるには、やはり「体験」が重要です。目で見て、手で触って、面白いと感じる。そのような体験がきっかけになることもあります。

よって、ここでは、触ったり口に入れたりしても安全なレベルで、台所にあるもの+アルファ程度でできる、アリエナイ理科では扱えない「安全すぎる実験」を取り上げていこうと思います。

子供と一緒に遊びながらできる程度の実験なので、まとまったお休みの時にでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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色の変わる液体・アントシアニンを利用する

色が変わる実験は、子供にはウケの良いものです。これを身近なものでやってみましょう。

さて、色が変わるといえばリトマス試験紙が有名です。かつてリトマス紙に使われていた成分は、リトマスゴケという地衣類の色素で、酸性アルカリ性を簡単に見分けるために小学校でも習った覚えがあるかと思います。

リトマス紙に限らず、pH(酸性かアルカリ性かの度合い)によって色の変わる色素は意外なほど身近に存在します。

まずは赤キャベツ。紫キャベツとも言いますが、あのキャベツです。

この赤キャベツの色素はアントシアニンです。赤キャベツから浸透抽出すれば簡単に得られる色素で、バタフライピーとかレモンを入れると色が変わるお茶なんかもこのアントシアニンの働き。

よって、当然食べ物にも添加できる色素で安全です。

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赤キャベツから色素を抽出

では、赤キャベツから色素を抽出してみましょう。といってもやり方はほとんどお料理の領域です(笑)。

赤キャベツを千切りにして、少量の水に塩や砂糖を多めに入れて、よく揉み込んでからしばらく置いておきます。

こうするだけで、塩もみによって水分が出る要領で、かなり色素を取り出すことができます。こうして抽出した液体は、酸からアルカリまで、多様に色が変わる液体です。

レモンを絞ってやっても良いですし、クエン酸などを使ってもOK。アルカリは重曹などが手頃でしょう。

ネット通販でも手に入りますが、100均でも売ってるので入手に困ることはないと思います。

実際にどのように色が変化するのか、遊びながら試してみると、子供も大喜びするんじゃないでしょうか。

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余った赤キャベツの再利用と入浴剤の不思議

余談ながら、この赤キャベツでザワークラウトを作ると、食卓の彩りになったりもします。余ったら美味しく再利用!

これについては別に記事があるので、気になる人は関連記事からどうぞ。

また、バスクリンなどに使われている色素は、タール系色素の中でも壊れやすいものをうまく使っているものが多くあります。

特に「残り湯を洗濯に使える」と書かれているタイプのものは、重曹などをいれて塩基性(アルカリ性)にすると、さっと色が消えます。

これは塩基性で分解する色素が使われているからで、各社の入浴剤をいろいろ買ってきて、pH試験をしてみると思わぬ色味を見せることがあります。

紫からエメラルドグリーンになったりする事もあるので、いろいろ遊んでみるには良いかも知れません。

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洗剤と着色料で色付きの泡

さて、色の変わる液体も面白いのですが、お子様にウケがいいのは他にもあって、それが色付きの泡。

ということで、水を入れると泡が大発生、という実験をやってみましょう。子供だましと言われてしまえばそれまでかもしれませんが、低年齢のお子様にはバッチリです。

材料に関しても、先ほどの実験で使った重曹やクエン酸に、あとは中性洗剤と着色料を配合するだけの簡単さです。

重曹と着色料は、入浴剤で代用することもできるものもありますが、泡立ちが悪くなってしまいます。

着色料は、スーパーにも売っている食用着色料の赤や緑でいいでしょう。クエン酸や重曹はスーパーでも手に入りますし、先ほども触れたように、なんとなれば100均にもあります。

大さじ2杯程度の重曹とクエン酸を乾燥状態で混ぜておき、そこに着色料を足した中性洗剤を入れて粘土状にします。

あとは、そこに水をそそいであげるだけで、色のついた泡がブクブクと出てきて、子供は大興奮ですよ。

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著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

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