「犯罪者のお宝」である年賀状:ヘルドクターくられの「俺コラム」

リテラシー
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初出:2019/11/19 Vol.355 年賀状は危険な風習である
改稿:2020/12/07

くられ
くられ

前回から引き続き! 年賀状の危険性についてバチコリとお送りしていく!

Joker
Joker

そうは言っても年賀状程度・・・と、思われそうですが。

くられ
くられ

ところがどっこい、実際に犯罪者に取材してみたら「お宝」だって言うんだよね。

Joker
Joker

あかん・・・マジな奴じゃないですか。

くられ
くられ

性犯罪がらみもさることながら、個人情報漏洩案件になりかねないんで、その辺伏せて作らないといけない。

Joker
Joker

そこまでして出す必要があるのかっていうと・・・

くられ
くられ

「別になくね?」と思うよ、本当。

続・年賀状の危険性の話

前回は年賀状の危険性について触れました。

簡単に言えば、決まった時期にまとまってやりとりされる個人情報の固まりで、高度に情報化されSNSが隆盛している現代にはそぐわないものである、と、そういう話です。

関連記事に載せておくので、前回の詳細はそちらからご確認いただくとして。

今回は、引き続き年賀状の危険性の話と、それでも年賀状を出したいという場合に気をつけるべきことについて触れていこうと思います。

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犯罪者曰く「年賀状はお宝」

年賀状の危険を訴えても、企業の空論扱いされて「またまた、そんな大袈裟な」なんて対応をされることもありますが、こちらもシャレで注意喚起をしているわけではありません。

その昔、自分は、いろいろな特殊性癖持ちや元犯罪者の人などに、実際に取材をしたことがあります。

ストーカーや性犯罪者、企業スパイもいました。彼らは実際に「年賀状」を狙っていたそうです。

曰く「決まった日に完璧な個人情報がどっさり手に入るとかお宝すぎる」という感じで、企業スパイは企業の集合郵便受けを、性犯罪者は目を付けている女の子や女子寮の郵便受けを元旦の郵便配達を待って投函されたと同時に持って帰るという話。

・・・非常に怖い話だと言えるでしょう。これは今よりずっと年賀状が多かった頃の話ではありますが、危険性はなんら変わりません。

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むしろ技術の進歩した現在の方が危険

いえ、むしろ、今の方が危険でさえある、とも言えます。

年賀状の情報からSNSで・・・というのは、前回触れた通りですが、それだけではありません。

今であれば、スマホが高性能ですから撮影だけして元に戻せば紛失という事故さえなく、個人情報が危険な人に流れるという状況さえ生まれます。

年賀状は出した側の家族構成が書かれていたり、極めて個人性の高い情報が記載されているはずです。

自分の家にも「あれ?」という誤配送が紛れ込んでいることがあります。

過去には、借金をしている人が返済できずに申し訳ないという内容の文面があるものもありました。これを悪用できる人が手にしていたらと思うと本当に恐怖でしかないでしょう。

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年賀状をどうしても出したい場合に注意すること

それでも年賀状を出したい! という方にまず徹底すべき案件。

まず第一に「個人情報を伏せること」です。何よりもこれに尽きます。

家族構成や家の構成、家を買った/売りたい、金銭関係、間柄、そうしたものを読み取れる文面は基本的に危険と考えるべきです。

なんなら、個人情報保護シールとか貼っても良いくらいです。

シールで隠された年賀状に風情があるのかどうかは知りません。が、しかし、対策としてはこのくらいやらないとダメなレベルだと思います。

しかしそれでも、送り元の情報はバレバレなので、なんともかんとも。

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企業の年賀状は要・不要の確認が絶対に必要

また、会社で年賀状を出す場合、その会社の大事な顧客や関係者のデータがデスクの上にまとめて置き去りになっているはずです。

もしそこに悪意のある人が通りかかったら、持って行かれると考えた方がいいでしょう。ことによっては情報漏洩案件ですよ、これ。

従って、会社で年賀状を出す場合は、そうした個人情報の管理意識をしっかりと通達した上で、先方にも必要か不要かを聞いておく必要があります。

ちゃんとした会社はかなり事前に聞かれます。

というより、未だに事前確認もなく送ってくる企業は、個人情報管理という意味でだいぶ不安になります。

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郵便ポストをガチガチに固めよう

次に投函口の防犯です。些細なようでこれが侮れません。

例えば元旦だけでもこれは投函口にはスズを付けて、開け口はガムテープを貼っておくだけでもかなり「警戒してる感」が出ます。

悪い人間ほどそうしたリスクを避けようとするので多少の予防効果はあります。自分なら防犯ドアアラームを付けたいところです(笑)。

しかし、そこまでして出す必要があるものなのか? といわれればNOというのが今のご時世の回答でしょう。つまりリスクしかない以上、無理に使う理由はどこにもないと考えます。

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著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

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