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いざという時に持っておきたいLEDライト、その選び方のポイント

生活と科学
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初出:2015/10/06 Vol.140 LEDライトの選び方 前編
初出:2015/10/13 Vol.141 LEDライトの選び方 後編

LEDライト使ってますか?

夜の散歩などの普段使いから、防災、探検に至るまで、省電力と高照度のLEDライトは便利なシロモノです。

最近ではめっきり見かけなくなりましたが、前時代的な、単1電池を入れて豆電球で照らす懐中電灯が、普段使わないせいで放置されたまま・・・というのであれば、いざという時のためにもLEDライトに更新することをオススメします。裸電球に比べ圧倒的省エネルギーでとても明るい携帯LEDライト、1、2本家にあるだけで頼りになります。

また、カバンに1本入れていると、地震などの大災害にいつ巻き込まれるか分からない昨今、生存可能性に歴然とした差が出ます。

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LEDライトのおすすめ価格帯

そんなLEDライトも数多のメーカーがあり、どれを選んだものやらという感じです。100円から数千円、数万円のものまで、値段もバラバラ、どのあたりの価格帯を買えばいいのでしょうか?

結論から言うと、2千円〜3千円くらいのモデルを買うのが良いでしょう。
まず千円以下のモノは高照度といっても、砲弾型LEDを並べただけのもので、粗悪なものが多く、多くの場合、使い始めて1ヶ月以内に何個かのLEDが死にはじめ、チカチカと接触不良のような点滅をしたり、ひどいものでは1つのLEDが死んだとたんに回路不良でまったく光らなくなるものも珍しくありません。

本体がプラ製であるために水分が中に入りやすく、回路自体がサビていつの間にか腐っているというのもよくあります。

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電池の種類は?

次に電池です。単3電池2本で動くモノと、単4電池3本を電池ホルダーに入れてから使うものが主流です。まず電池のケーシングが電池のサイズがギリギリのものは、万一電池に不具合があって電池が膨張したときに取り出し不能になってゴミと化します。

個人的な好みでは、単3タイプがオススメです。というのも単4型のものは、電池ボックスに電池を詰めて本体に戻さないといけない反面、単三電池の場合は、本体を開けてストンと取り出して入れ替えるだけ、多くの商品が単3、2本式なので買い置いた電池も大半が4本入りですから、無駄が出にくいのです。
単4だと単4電池3本という新品を入れると1本余り、これが地味に溜まっていって使いにくいというのもあり、自分は単3電池式をオススメするわけです。

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明るさはどのくらい?

続いて、明るさです。ルーメンという明るさの光の強さを示す単位があるのですが、LEDライトの多くにはその数値が書かれていることが多くあり、明るさの参考になります。

ルーメンの定義や細かいことは割愛して、その明るさの基準は以下の感じ。

20〜50ルーメンは1〜2mを少し照らす程度で、遠くから見ると光っているのが分かるのですが、車に轢かれないようにアピールするのであれば多少力不足です。山ではまったくの無力なのが特徴です。ただ30ルーメン程度で10時間以上連続運用ができるものは防災用に案外アリかもしれません。

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次にメインとなる、100〜150ルーメン前後。夜の散歩、自転車用、アウトドアでも一応使えます。電池の持ちは数時間連続なものが多く、燃費から考えてもこの辺がもっともコスパのよい感じがします。

200ルーメン以降は趣味の範囲になってきます。もはや屋内で暗いところを照らすと反射光で何も見えないレベルのものあり、電池の減りもパワーに比例して短くなっていきます。200〜300くらいは夜の山でキャンプする場合などには大活躍し、50m先くらいまで照らして先が見えるので心強い・・・ですが、一般用にはオーバーです。

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その他のポイント

加えて大事なのが「点滅モードの有無」です。
多くのLEDライトに、ピカピカと点滅を繰り返して目眩がしそうになるモードが実装されています。点滅機能、ストロボ機能などと呼ばれ、これは消費電力量が減るために長く、そして目立つために事故防止に・・・というものなのですが、ピカピカとうっとおしいことこの上ないので、自転車にでも搭載しない限り不要です。

しかも大半の商品において、この点滅モードが誤作動で入る(温度変化での電圧変化でスイッチが入る、接触不良で勝手に入る)ことが多く、普通点灯に戻すために、何度もカチカチしなくてはいけないという呪いにかかる可能性が濃厚です。
点滅モードは個人的にはダメゼッタイです。

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ヘルドクターおすすめのLEDライト

様々なメーカーがありますが、最初に述べた通り、2〜5千円ランクで選べば、一般的な用途では十分なものが大半です。個人的には生活防水が付いており、100ルーメン前後で、単3電池2本で動くもの・・・をおすすめします。

ノーブランドものでもお得かどうかは、その場で評判を検索してみて、先人の知見を参考にしてもいいかもしれません。

個人的に、今までの条件に合致してて手頃だと思うものを以下にご紹介しておきます。

結局数千円するモデルでも、故障するときは故障するので、何本か買い足して、あらゆる部屋に備えてあり、またカバンにも必ず1本は入れています。

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使う電池はリチウム乾電池が良い

LEDライトに使用する電池は、リチウム乾電池がおすすめです。

リチウム乾電池はリチウムポリマーとは違い、使いきり電池で、液漏れをまず起こさない点が優れています。また長期保存に強いため、災害時まで保管しておいても使えることが多いという利点があります。

ボタン電池がよく知られていますが、乾電池タイプも割高に見えますが売られています。持ちもパワーも申し分ないので、非常時に備えるには最適な電池です。

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