明日のためのネットリテラシー:Facebookのアプリ認証は危険

リテラシー
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初出:2014/02/25 Vol.57 明日のためのネットリテラシー その2

Joker
Joker

今日はFacebookの話ですか、先生。

くられ
くられ

うむ。実名でSNSをやれと宣ってるが、割と無法地帯だからね、あそこ。

Joker
Joker

真っ正直に個人情報書いて、それを抜かれたらと思うと怖いですよね。

くられ
くられ

だよねー。SNS全般そうだとも言えるが、アプリ連携がトラップでアカウント乗っ取りとか定期的に聞くし、気を付けるに越した事はないよ。

Facebookの「いいね!」集めのカラクリ

前回はTwitterのパクツイBOTの話をしましたが、Facebookでは「いいね!」が商品として扱われています。また、より悪質な事例として、ちょっとした事から、個人情報を収集されてしまう危険性があるのです。

そんなの検索しても出てこないから都市伝説じゃね?(笑)、という人も居るかと思いますが、世の中の深淵は一件見えないからこそ深淵なのです。

もっともこの程度の浅い水たまりの事を深淵と言うのは噴飯ものですが・・・

「いいね!」集めのカラクリはなんであるかというと、Facebookのアプリの中には「いいね!」をしないと使えないサービスがあって、利用者に強制的に「いいね!」をさせる、というものです。

まだこの辺は穏当な部類で、大量のアカウントとバイトを使った「いいね!」販売などもあります。「いいね!」水増しのために買うアホどもがいるから成り立つ商売ですね。

しかし、Facebookにはもっと危険なものが潜んでいます。

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迂闊なアプリ連携は危険

Facebookを利用していると、アプリの連携を求められる事があると思います。これこれこういう情報を扱いたいので、認証してください、という奴です。

なんとか占いとか、一年間の写真をまとめて動画にするとか、そういう類のサービスですね。

こういったものはFacebookに限らず、Twitterなんかでもたまに見かけますが、投稿の内容を解析して傾向をまとめる・・・例えば投稿頻度や頻出単語を抽出、解析して、この期間ではあなたはこういう事に興味があったんですね、とか。

先ほど例として触れた写真をまとめるのなんかも、まさにそうです。指定した期間に投稿した写真を自動でまとめるのですから。

投稿の内容がわからない事には解析できないからこそ、その情報をもらってもいいですか、と言われる訳です。

中には普通に便利なものもあるでしょう。しかし、中には、サービスの利用とはまったく関係がないのに、認証を求めてくるアプリがあります。

適当にランダムな内容が出るだけの占いに個人情報が必要でしょうか?

こうしたアプリの認証をとっかかりにして、Facebookにあるプライベートな情報を抜いて悪さをする犯罪すれすれ・・・どころか犯罪そのものと言っていいアプリが普通にゴロゴロしているのです。

Facebookは実名主義でクリーンな空気感を出していますが、実際には歓楽街の裏通りよりひどい無法地帯です。

そもそもFacebook自身が、Appleの規約違反を承知した上で、非正規のiPhoneアプリを使って個人情報の収集をしている有様なのですから。

Facebook、非正規のiPhoneアプリで個人情報収集。アップルはアプリ無効化措置を発動 - Engadget Japanese
2018年、Facebookはプライバシーの保護を目的と称するモバイル向けVPNアプリ「Onavo Protect」をリリースしたものの、後にこのアプリがユーザー情報をFacebookに吸い上げるために使われていたことが明るみに出て、App Storeから削除されるに至りました。 ところがFacebookはこれに懲....

こうした企業性を考えると、悪質アプリの取り締まりがどれほど期待できるか、わかろうというものです。

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クリックひとつでアカウントが乗っ取られる事も

こうした悪質なアプリがFacebookには山のようにあります。程度の差こそあれ、SNS全般に言えるといえばそうですが、「続きが気になるならここをクリック」から「アプリを認証しますか?」の類は、最悪、そこからアカウントが乗っ取られる・・・くらいに考えておいた方がいいでしょう。

もしうっかり、変なアプリの連携をしてしまった場合、まずは連携解除を行い、その後、ログインパスワードなどは絶対に変更しておきましょう。

こういう話をすると大げさだと言う人が必ずいますが、実害が出てからでは遅いのです。

なんとなーく面白そうだからクリック・・・そのクリックひとつがアカウント泥棒や、いいね!強盗であり、それを今度は、仕掛けた悪質企業は個人商店や企業相手に、簡単にネットの信用度を買えますよ!? と売るわけです。

まさに無から金を生む錬金術とも言えますが、ただの空気を売る詐欺師です。そんなどうしようもない連中の手助けをしていっては、ネット上の有限な資源を無駄遣いするだけです。

アプリ連携をしようとする際に「ちょっとまて」と考えられるかどうか。これが、情弱であるかそうでないかの差なのかもしれません。

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