話が噛み合わないのは何故か?IQギャップが招く情報伝達トラブル

生活と科学
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初出:2013/02/26 Vol.5 IQギャップ

IQギャップとは何か

彼氏彼女がうまくいかない。夫婦仲がうまくいかない。
世間一般に言われることだが、ひとつの要因として、見過ごされている問題がある。

それが今回のIQギャップというもの。IQギャップというのは、言うなれば性格の不一致ならぬ、知性の不一致。

最近は日本の学校でIQテストを行うことは殆どないため、IQという言葉が一人歩きしている様な印象を受けますが、今回使うIQという言葉はあくまで、本来のIQではなく、頭の回転速度の目安程度の意味です。

そもそもIQと人間性は別物だし、IQが高い=賢いわけでもないですし、そんなものでマウントを取る道具でもないので 話の分かりやすさのために「頭の回転の速さ=IQ高い」というIQ低い表現を使っておりますのでご了承ください(笑)。

本来IQというのはIntelligence Quotient(知能指数)というもので人種ごとに得意な分野が違っているので細かなテストの違いなどもあり、実際のテストは複雑なのですが、その情報処理のスピードというのは会話などに大きく影響します。

人の会話というのは感情や情報を伝達するものですよね。その伝達スピードは表現力や理解力に加え、娯楽的要素も混ざってくることでどんどん情報密度が上がっていきます。

話す速度、その理解度の早さ、情報の伝達方法、基礎教養の有無など、これらの不一致があると、会話というコミュニケーションの基本部分でズレが生じることで、仲良くなるのが難しかったり、彼氏彼女の関係になったときに価値観の不一致などで、恋愛感情で補正がかかっている間はいいのですが、その後破滅したりすることが多いわけです。

ともあれ、そんな頭の回転の不一致 それをIQギャップと呼ぶことにして、実例をみてみましょう。

ちなみにIQの中心地は100になっており85–115の間に約68%の人が収まり、70–130の間に約95%の人が収まるとされています(by wiki)。

知能指数 - Wikipedia
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IQギャップのモデルケース

例えば学校のクラスに30人生徒がいるとしましょう。

1人抜きんでた頭の良い子がいます。成績も優秀でトークも上手な人も多く交友は多いですが親友が少ない傾向があります。いても別のクラスのまたまた優秀な子であることが多いです。ややもすれば孤立している場合も多いといえます。
実際にそういう子はIQ130とか140とか、人並み外れた数値であることも多いです。いわゆる学年でもトップクラスの子という感じです。Sランクと便宜上呼びます。

4人の平均より頭の回転の速い子がいます。クラスのほぼすべての人と会話することができます。それぞれが仲間を持っており、グループを構成するコアになっていることが多いです。IQでは120前後が多いでしょう。これをAランクとします。

15人くらいは成績はともかく同じ15人の間で談笑ができるごく一般的な会話力があります。ただしAランクの子と会話している方が楽しいと感じます。平均値であるIQ100前後(Bランク)とします。

次に5人のみんなの情報速度よりやや遅い人(Cランク)がいます。先の15人とは会話はできますが、ちょっとゆっくりしているので、5人のうちの仲間と会話をするか、Cランクの人と会話する方が気楽に感じます。
しかし情報速度が遅い自覚が無いため「言った」「言わない」などの情報伝達でのトラブルがおこりがちです。

最後に5人のゆっくりとした理解の子がいます。IQが低いからといって馬鹿とは言えませんが話はゆっくり説明しないと理解ができないことが多く、そして多くの場合その自覚があります。寂しがり屋で同じランクの5人と仲良くすることが多いか、逆振りをして目一杯孤立してグレまくっているなどに別れます。

あくまで自分のあてずっぽうなモデルケースですが、学校の1クラスを見回すとそんな感じに感じる人が多いんじゃないかというモデルを作ってみました。便宜上アルファベットで分けていますがIQが高いからといって必ずしも幸せとは限りません。

次回はこの区分の間でのIQの差が20あると不一致が起きるという、IQギャップについて、これが男女の仲で起きると大変面倒なことになる話をまとめていこうと思います。

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