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髪を染めると痛むのか?ヘアカラーの種類と髪へのダメージの話

美容と健康
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初出:2015/04/07 Vol.114 髪を染めると痛むのか #1

髪染めの種類

Q. 髪を染めると痛みますか?
A. 痛みます。

と、終わるわけにもいかないので(笑)。ヘアカラーについてちょっと勉強しておきましょう。

髪の毛を色づけする商品には、一時染毛剤(テンポラリーヘアカラー)、半永久染毛剤(セミパーマネントヘアカラー)、永久染毛剤(パーマネントヘアカラー)という分類があり、それぞれ髪の毛の染めている場所が違います。

一時染毛剤(テンポラリーヘアカラー)

まずは一時染毛剤。こちらはクレヨンで髪の毛を塗っているようなもので、表面に色を乗せているだけです。ヘアマスカラ、ヘアファンデーション、ヘアカラースプレーなんて商品が売られています。
これらは髪の毛に色が載っているだけなので、まず髪の毛も痛まないですしシャンプーで簡単に落ちるのですが、雨が降ってきても溶け出すので、衣類が台無しになることもあります。

半永久染毛剤(セミパーマネントヘアカラー)

次に、半永久染毛剤は、ヘアマニュキュア、カラートリートメント、カラーリンス、酸性カラーなどという液体やクリーム状の商品として売られていて、最近はマジックペンのようなものも売られています。
これは髪の毛の隙間から色素を入れて髪の毛を徐々に色を付けていくというもので、アレルギーや痛みは少なめかつ、色を足すという点では有効です。ただ、これは白髪に限った話で、日本人の大半は黒髪ですので黒に色を足しても黒のままなので、大半が簡易白髪染めとして使われています。

永久染毛剤(パーマネントヘアカラー)

そして永久染毛剤。これはヘアカラー 、ヘアダイなどと呼ばれる髪の毛の中のメラニン色素を分解し、2つの薬液成分が髪の毛の中で化学反応することで髪の毛に長く残る色づけをするというものです。それでも白髪染めや他のカラーが落ちていくのは承知の通りなわけですが、黒い地毛の色を抜く量が多いほど髪の毛に対するダメージは比例して大きくなっていきます。故に体質にあうかどうかをしっかり見極める必要があり、安いヘアダイで、若いウチに金髪にしまくっていると10年後くらいに死ぬほど後悔することもあります。

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余談

ちなみに日本語の「永久」というのは、意味が1個しかないですが、英語では永久の度合いによって、いくつか、eternal、everlasting、permanentなどランクがあって、eternalは始まりも無く未来永劫にというくらいの「永久」という意味なので、エターナルヘアカラーがあったとしたら、新しく生えてくる髪の毛も染めた色になるという感じの意味合いになっちゃいます。なので、抜けたり新しく生えてきた部分には色が付いていないという、期限付きのパーマネントが英語では多く使われるわけです。

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