初出:2015/09/22 Vol.138 俺日記 番長制度

本日は効率の良い情報収集の仕方・・・「番長制度」を紹介する!

ああ、たまに言ってる、専門外の情報の精査は専門の人に任せようという奴ですね。

そそ。調べるにしても、詳しい人の言うことを中心に調べるとすごく効率が良いし。

確かに、最近はググっても「いかがでしたか? 結局わかりませんでしたね」とかに行き当たったりしますしね・・・

情報量が増えるって事は役に立たない情報も増えるという事だねー
情報の精査は大変
今の世の中、いろんな情報が飛び交っています。
誰も彼も、何事にも精通し、情報を取捨選択できるのなら、それに越した事はナイ。
が、しかし、莫大な情報量を前に、それら全てを精査するなどというのは、現実的ではありません。そんなヒマも時間もないですし、「わからんものはわからん」というのが実情でしょう。
中には、そんな自分を認められずに、自分の価値観こそが崇高であり、それに反する連中や世の中の方が悪い、などと思い込む、いわゆる意識高い罠なんてものもありますが・・・
目の前のものを見ようともしない、そんな盲目的な有様で人生が好転するわけもありません。
仮に一時、そういった「俺イズム」が共感を呼んだとしても、常に時代は変わりゆくものであり、情報をシャットダウンして自己の価値観のアップデートをしないままでいると、あっという間に取り残されます。
こうしたブラインド作戦で得られるもの、その寿命というものは、短いものでしょう。
番長制度:メディアリーダーを決める
さて、その上で、ではどうやって効率良く情報を精査すればいいのか。
個人的にオススメなのは、いろんなジャンルにおいて「メディアリーダー」を勝手に決めてしまう事です。
自分が「番長制度」と呼んでいるこの方法は、TwitterやらYouTube Liveでもたびたび話題にしているもの。
例えば、経済の話題であれば経済番長、世界情勢のニュースの読み方に関しては政治番長、美味しいラーメン店ならラーメン番長、という感じで、漫画「金剛番長」よろしく、〜〜番長という体で、勝手に自分でいろんな人をメディアリーダーにしてしまうという簡単なものです。
自分の専門であれば情報の精査もできますが、専門外の事まではなかなか手が回らない。だったら、この人のこの分野については信用できる、という専門の人が精査した情報を得れば良いのです。
複雑な話題は複数のソースを持つ・人のせいにはしない
また、複雑な話題などは、番長を3、4人程度(多くても5人)にして、意見の違いを見てすり合わせた上で、自分の意見を持っておけば、だいたいズレた事は起こりにくいし、ニュースに置いて行かれる事もありません。
こうして選んだ番長達を、ネットで注視・・・Twitterでリスト分けをするとか、ブログやnoteがあるなら購読するとか、そうやって発信される情報をチェックしていけば、自ずといろんなジャンルにおいて満遍なく必要な情報が得られる・・・その可能性が高い訳です。
なお、この「番長制度」において重要なのは、「人のせいにはしない」という事。この人がこう言ってたからと、責任を転嫁してはいけません。最終的に判断するのは自分自身です。そもそも自分が勝手に選んでるんだし。
迷ったり悩んだりする事があれば、番長の意見をまず重要度大として、そこをとっかかりに調べたり勉強したりすれば良いでしょう。番長はそのジャンルにおいて圧倒的な知見を持っているので(そういう人を番長に選ぶ訳で)、極めて効率良く情報収集ができます。
この番長制度、メディアリーダーというのは、要するに「ファッションリーダー」と、考え方は同じです。
ちなみに、自分のファッション番長は「流行りのゲームキャラ(特に誰というのはない)」です。
最近だとあの萌え袖白衣を見てもわかるように、ストリートファイターVのF.A.N.G(ファン)に影響されてますね(笑)
関連記事
地上波のニュースは情報収集としては非効率

ワイドショーはストレス源にしかならない


偏向報道にご用心


ネットの悪口はブーメランになる


ヘルドクターくられの「俺コラム」記事一覧



「リテラシー」カテゴリ一覧



宣伝
大好評につき早くも第4刷!「アリエナイ理科ノ大事典2」、発売中です。