ヘルドクターくられの自分への投資術その2:消費と投資の比重を意識

生活と科学
スポンサーリンク

初出:2020/09/08 Vol.397 お金の使い方 第2回

くられ
くられ

お金の使い方の話、第2回をお送りしよう! 消費と投資の比重を意識するのがとても大事なのである!

Joker
Joker

そうは言いますが、先生、どこで線を引けばいいんでしょうか?

くられ
くられ

それは人それぞれなんだよね。例えば「これは勉強になるから」ってどっさり本を買ったとして、積んでるだけで役立だたせないならそれはただの消費だし。

Joker
Joker

ああ、なるほど。例えばバーに飲みにいくとして、私が行けばただの消費ですが、プロのバーテンダーさんが行くのは投資になると、そういうことですかね。

くられ
くられ

そんな感じ。まあ、厳密な線引きにこだわるより、消費よりなのか投資よりなのかって考えるクセをつけるのが最重要だよ。

POKA
POKA

はっはっは。自分が100均に行くのは全て投資である! よくわからんオモチャの制作も、回り回っていろいろと役立ったり、さらに大規模な制作物の叩き台になることもあるからだ!

くられ
くられ

ほら、こういう事例があるから、本当に人それぞれなんだよ。

Joker
Joker

非常にわかりやすいですね。ところでPOKA先生、そのスイッチは・・・

POKA
POKA

何、久しぶりにお約束をやりたくなっただけだ。自爆こそ男のロマン、それ、ポチッとな!(BOMB!)

お金の使い方の話 その2

前回から引き続き、お金の使い方の話をお送りします。

前回は、お金の使い方に消費と投資の二つがあり、収入に比して消費の割合が高いと自分に何も残らないので、それを続けるとヤベーよ・・・という話でした。

いささか余計なお世話な話ですが、今回はその続きです。

消費と投資。

まずこの2つを自分の中でどちらの比重なのかをぼんやり考えることが大事かと思います。

ここで大事なのは自分に対して言い訳をしないことです。

スポンサーリンク

消費と投資の線引き

なんの予定もないのに漠然と自分はアイドルになるから、カラオケにいくのは投資・・・そんなのはいくらでも言い訳として出来ます。

ブランドの価格帯に敏感でありたいからブランドバッグを買いあさる・・・でもまぁそれは大半は消費ですよね? じゃあ化粧品は? 自分で線引きが難しいものもありますし、それは金額が大きくなければ(収益に対して小さければ)気にしなくても良いと思います。

素直にこれはこういうスキルになるから投資、これはとにかく楽しいから推しだから・・・消費、まずは自分に言い訳をせずにこれは消費/これは投資みたいな、そういう区別をざっくりとでも考えるのが大事です。

もちろん厳密に割り切れないことも多々あります。

例えば、水泳は別にそうした職業にはつかないけど、体力維持という意味では投資と消費が半々だな・・・このグッズは学校で友達と話題共有だから短期的には投資・・・でもぶっちゃけ消費・・・みたいな感じ。

スポンサーリンク

消費なのか投資なのか、考えるクセをつけるのが最重要

それでも、自分なりにそれが消費なのか投資なのかを考えておくと、そういう考え方のクセがつきます。これが一番大事なので、これを意識するようにすれば、自ずとバランスは良い感じになるものです。

逆に投資一辺倒な人は息抜きができてないわけで、それはそれで健全とは言いがたい感じだったりします。

その上で、収入に応じて、生活がカツカツのときは消費は控えて、余裕がでてきたら投資に回す・・・という基本的な考え方でこれ以上でも以下でもなし・・・でしょう。

投資は収益の何%で押さえてリスクヘッジとして云々・・・みたいなのは自己啓発系のインチキ臭い本やらセミナーで言われてる話ですが、そんなもんまともに出来る人はいません。セミナー講師でさえまともに出来てないので安心しましょう。

スポンサーリンク

投資によって未来のリスクを低減する

んじゃ、どういう投資がいいの? って話も出てくるでしょうが、これまた不明です。

自分が何をしたいのか・・・をまず考えた上で、そこに向かうためのステップとして細かく道を考えれば、なんとなくそこに必要なスキルや道具が見えてくる・・・そこにお金を使って頑張って使いこなすことが投資です。

また、自分のまわりの人にお金を使って、仕事を作ることが廻って投資となって、帰ってくることもありますし、そのまま無駄になることもあります。

投資は必ずしも返ってくるものではないという意味でも投資は投資である程度はギャンブルなのです。

ただしギャンブルと違うのは投資はあちこち考えて未来のリスクを減らしていくことができるからです。

一発一局に全てを掛けるみたいな愚かな選択肢をしないことが投資で、何も考えずに運否天賦で逆転を狙うのがギャンブル。ギャンブルはイカサマでもできない限りやるものじゃないでしょう。

スポンサーリンク

成功は投資と努力の積み重ねが大半

典型的なのが宝くじとか。お金がないウチは完全な無駄金で、そこで得られるものはありません。

1億円当たるかも・・・って? 中学校程度の計算で宝くじは完全な損をとる買い物なのは分かるはずなのですが、それでも買う買わないで確率が・・・という人は1枚だけ買えばよいのです。100枚も1000枚も、ゼロに近似して期待値が赤字の時点で1枚だけ買って「0ではない」と納得すれば良いのです。

昔から、宝くじは愚者に課せられた税金と揶揄した言葉がありますが、あながち間違ってないでしょう。

あと人生全体を通してチャンスはあっても一発逆転というのはなかなかありません。他人を見ているとそういう運に恵まれた人がいるように思えますが、それは細かな投資が実を結んだだけです。

その人がいろいろなものを積み上げて、その上で世の中の需要と供給のじゃんけんの上で、大きめに勝つことが「運否天賦に恵まれて」見えるだけで、それらは細かい努力(もしくはたぐいまれな才能)の積み重ねなのです。

スポンサーリンク

著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

「アリエナクナイ科学ノ教科書2」好評発売中です!

新刊「マンガでわかる! 今日からドヤれる科学リテラシー講座 教えて!夜子先生」好評発売中です!

関連記事

第一回:お金の使い方の側面二つ

第3回:学んだことは武器になる

教養と人付き合いスキル

過去の栄光に縋っても現実は待ってくれない

人の時間を奪うことはお金を奪うことである

連載「出版業界のリアル」

ヘルドクターくられの「俺コラム」記事一覧

俺コラム
「俺コラム」の記事一覧です。
タイトルとURLをコピーしました