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【口臭対策】口臭の複合的な要因:匂いによっては病気の可能性も!?

美容と健康
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初出:2013/12/24 Vol.48 口臭のはなし その1

口臭の要因

暴飲暴食が続くと、うっかりすると、食べた物や生活から口臭がひどいことになることも。そんなわけで口臭ケアなんて話になるのですが、口臭ケアは口臭がなんなのかを知らなければ話が始まりません。

テレビなどでは、自臭症(自分のにおいが臭いと極度に心配する心身症)を煽る悪質なCMと共に、バラの香りでどーのこーのだと言ってるのもありますが、本当に臭い人はあんなものは効果が無いだけでなく、ドブの上に浮いたバラ、排泄物に刺した一輪のバラにしかなりません。上から芳香成分をいれても何も解決しません。

そもそも口臭というのは、口内の細菌の営みから生み出された臭気成分、肺から出てくるにおい、そして胃から上がってくるにおいが総合して出来上がるものです。

なので、原因が歯を磨いていない(もしくは舌苔をきれいにしていない)、また、アルコールやニンニクといった代謝物が呼気に混ざる物か、そして胃が荒れているかどうかなどでどう対処するかはまったく別次元になるわけです。ブレスケアの類いは悪くはないですが、慢性的に臭いのであればなんらかの病気です。

ただ自分のにおいというのは自分で判断が難しいので、どうしても気になる人なんかは、歯科医で相談するのも悪くないでしょう。歯科医には自臭症の人がよく来るのか、においを数値で表す機械が置いてあることが多いので、役に立ちます。

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特徴的なにおいを持つ病気

呼気は様々な病気のシグナルが見えるところでもあり、代表的な病気は特徴的なにおいを持ちます。

癌のにおい

ホルマリン固定された肉のにおいや、瘡蓋のにおいと言われる。松ヤニと死体を混ぜたようなにおいとも表現される。

ジフテリアのにおい

代謝不良でケトン体が出るのか、特に汗が独特の甘い芳香性を持つようになる

麻疹のにおい

茹でた鳥に近いにおい

リュウマチのにおい

独特の酸っぱいにおい

これらは呼気だけでなく全身から匂い立つわけで、たまにお風呂にもきっちりはいっているのに、信じられないほど異様な体臭の人がいるのは、どこかが壊れている可能性が大と言えるわけです。

話が口臭から体臭にそれてしまいましたが、次回、次々回にわけて、口臭対策の話をしていきます。

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