くられ先生の「個人情報漏洩対策」講座【俺コラム】

リテラシー
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初出:2013/11/19 Vol.43 俺日記
改稿:2020/11/10

くられ
くられ

本日は個人情報に注意しよう、と、そういう話をお送りしていく!

Joker
Joker

あー、最近、あれやこれやのサービスが大炎上してたりしますね。

くられ
くられ

SNSなんかでの注意点は良く話にするけど、思えばそもそも、サービス全般に気軽に個人情報渡しすぎじゃね? と。

Joker
Joker

なるほど。サービスの利用上、絶対に必要な情報は仕方ないですが、明らかに必要ないのとかありますよね。

くられ
くられ

最近は電子マネー系サービスも乱立してるし、それで不正利用が起きたりとか色々あるしね。気をつけていたってやられる時はやられるが、大して使わないのに、特典に釣られてとりあえず登録しとく・・・みたいなノリは危険だ。

個人情報はあまりにも雑に扱われすぎている

個人情報。

プライバシーの侵害とか情報漏洩とか色々ニュースになっているが、多くの人は、個人情報をかなり粗雑に扱っている。

他人事感が強いのか、そもそも「重要な情報」という認識が薄いのか、特典に釣られてあれやこれやのポイントカードを作り、アンケートにも平然と名前と住所を書く。

クレジットカード決済が可能なサービスを、使いもしないのに「とりあえず」入れておく。

そんな事を10年くらい前からあちこちで触れている訳だが、なんたらpayだの、某就職情報サイトの大炎上だの、状況は更に悪化していると考えていいでしょう。

最近だと銀行口座と紐づけられたサービスの不正出金とかもそうですね。

就職情報の奴みたいな事例はユーザー側が気を付けててもどうにもならない事もありますが、もう少し意識しておくと良いと思うのです。

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何か起きた時にリスクを負うのは自分自身

ともあれ、あれやこれやの企業の不祥事を顧みても、重要な個人情報を預けているのにも関わらず、それがもし漏れたり不当に利用されたり売り払われたりしていても、何の保証もされず、リスクとデメリットはすべてユーザーに押しつけ・・・そんな事例がほぼすべてです。

せいぜい、謝罪がメールとかウェブサイトに載ったり、雀の涙みたいなはした金を配っておしまい。

「ごめんねテヘペロ」で済まされてはたまったもんじゃありませんが、現実に「そんなもん」で済まされてしまっています。

故に、個人情報はもっと大切にすべきだろうと、そう思う次第です。

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不正利用は気づかなければ発覚しない

「クレジットカードなんかだと保険で補填されるし」なんて楽観視もありそうですが、カードの不正利用に気が付かなければそもそも発覚しません。

毎度毎度、すべてのクレジットカード利用を細かくチェックするというならそれはそれでいいが、無駄な労力は少ないのに越した事はないでしょう。

それに、最近のサービスは、その手の対応がいい加減なところもあります。某payとか某キャリア決済とか見てればわかる話です。

不正利用されてもお金が戻ってこないサービスもある、ということは、重く受け止めた方が良い。

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ヘルドクターくられの個人情報対策

さて、ではそんな偉そうな事を言ってる自分がどんな対策をしているか、と言いますと。

まず、サービスの登録にメールアドレスが必要な場合、基本、登録先ごとに別のアドレスを使うようにしています。

管理が大変なように思えますが、独自ドメイン取って転送メールアドレスを作ればそれほど面倒ではありません。

こうしておくと、情報漏洩が起きた場合、どこから漏れたのか一目瞭然になりますし、一度でも情報漏洩を起こしたところは、担当者の電話番号と名前を記録しておいてあります。

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「そこまでやらんでも」をあえてやる

また、そもそも登録する情報からして少しずつ偽装していたりもします。住所とか全部少しずつデタラメです。

住所とかおおよそ合っていれば郵便物とかちゃんと届くので問題ありません。そもそも自分の場合、入力する名前からして、本名なんか使いません。本当の本名はたぶん親くらいしか知らない(笑)

こういう話をすると「そこまでやらんでも」と言われますし、実際、ここまではしなくとも良いとは思います。

が、しかし、今や国民総監視社会。気が付けばプライバシーなんてものは存在しない。

借金で逃げた人を探すのに、DVDレンタルとか携帯のサービス会社のデータが使われるのは、追いかける側からすると常識とも言える。

その辺の解説は、また機会があれば別の記事でと思いますが・・・

みなさん、個人情報は大切に。

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追記:クワガタと空き巣

また、クワガタムシやカエルなどを使って、自宅の場所を特定するというソーシャルハックもあります。

家の前にクワガタを仕掛けておいて「時期外れのクワガタがいた!」なんてSNSの投稿を見て特定したりするわけです。

この方法、単純に自宅を特定するだけではなく、昼間仕掛けておいて、家主が投稿した時間から「自宅にいる時間帯」を絞り込み、不在にするタイミングを見て空き巣に入る・・・といった手口にも使われます。

SNSは便利なものですが、このクワガタの手口に限らず、なんでもかんでもリアルタイムに投稿していると、それだけで「自分の行動・居場所」が浮き彫りになるものです。

投稿に時間差を付ける、居場所が特定されそうな投稿はそもそも避けるなど、気を付けるべきでしょう。

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著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

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