おうちレベルの簡単さで超火力!ターボ花子の正体「ターボ七輪」

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初出:2019/02/05 Vol.314 ターボ花子の正体「ターボ七輪」

くられ
くられ

今日はターボ花子で金属の焼き入れをしてみよう!

POKA
POKA

エアブロアーと単管、七輪の接続完了!スイッチオン!

Joker
Joker

あっつ!思ったより派手に火の粉が出ますね。

くられ
くられ

ではここで金属を投入・・・ちょっと火力が弱いかな?

POKA
POKA

こんなこともあろうかと!さらに出力を上げられるようにしておいたのだ!

Joker
Joker

(あっ・・・)

くられ
くられ

待って待って、溶けてる、溶けてる!単管の方に流れてるよ!あつっ!

※火力の上げすぎには注意しましょう。

科学動画にも出てきた「ターボ花子」

【実験】爆速で魚を焼こうとしたらひどい目にあったwwwww

その正体は、おうちでもできるレベルの簡単さで恐るべき火力を得ることができるターボ七輪です。これに関しての詳細は「アリエナイ理科ノ大事典2」に載っています。

今回はこの「ターボ七輪」の概要を見ていきましょう。

ターボ七輪の材料

まず必要なのは言わずもがな七輪と炭。それに三千〜四千円程度のエアブロアーと、数百円の単管パイプ・・・あの、建築現場で足組に使われてるような、ああいうパイプ、それを1本です。いずれもホームセンターなどで簡単に手に入ります。

たったこれだけの材料で、劇的に強力な火力が得られる装置へと変貌します。

七輪の大火力化

大火力化する方法は至って簡単。七輪に普通に炭を入れて着火したら、七輪にある吸気穴に単管を通してエアブロアーで強力に空気を吹き込むだけです。

思いのほか豪快に火の粉が飛ぶので、その点には注意しましょう。またこのため、燃やす炭は練炭ではなく、備長炭やコークスを使うと良いです。

原理的には、単純に勢いよく空気を送り込んでるだけなので、エアブロアー直結でもいいんじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、エアブロアーはプラスチック製なので、直接給気すると輻射熱で一発で壊れてしまいます。

なので、数百円で1m程度の足場用の鉄パイプである単管を間に通してやる訳です。単管とブロアーの接続はガムテープなどで十分。

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ターボ七輪の用途

ターボ七輪は、ただの火遊び用のオモチャという訳でもありません。その強力な火力で、金属の焼き入れや、焼き抜きなどに使えるのです。

金属は、その結晶構造により、硬さや粘りが違います。同じ鉄であっても、加熱した後の冷やし方によって性質が変わることを、クリップと安全ピンの差を見せつつ説明する、などといった教材にも、ターボ七輪は安価で手頃なので使える訳です。

この写真は、実際にターボ七輪で金属の焼き入れを行っているところです。赤熱するほど加熱した鉄を流水につっこんで一気に冷却することで、強力な硬さのマルテンサイトに結晶構造が変化し、錆にも強くなる・・・言葉で説明するとこんな感じですが、こうして画像で紹介したり、それこそ、必要ならば実演することだって可能なのです。

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