ヘルドクターくられの事件簿:真夏のカレー屋のインド人 その2

生活と科学
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初出:2015/08/18 Vol.133 俺日記

くられ
くられ

混迷を深めるカレー屋事件、今回は解決編である!

Joker
Joker

一酸化炭素中毒の警報が出てましたが、やっぱりこの後爆発とかするんですか?

くられ
くられ

だからしないって(笑)。いや、なんで漫画の探偵よろしく事件の解決をせにゃならんのかわからんが・・・

Joker
Joker

先生、なんだかんだお人好しですから、割としょっちゅう貧乏くじを引きますよね。味方にケツを撃たれたりしてますし。

くられ
くられ

夏の夕暮れ やさしく迎えてくれるのは 海鳥達だけなのか?

Joker
Joker

・・・先生は最初からバイドでは?

ここまでのあらすじ

  • くられ、カレー屋にて持ち帰りメニューを頼む
  • 鳴り響く一酸化炭素中毒警報
  • 話が伝わらないインド人従業員
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混迷を極めるカレー屋にて、電話先の店長は?

「いま、テンチョー電話 ワカラナイ 出て」

さらに日本語のあやしいインド人がスマホをもって出てきた。どうやらこの状況、打破できるのはどうやら自分だけらしい。えらいこっちゃ。

・・・ん? っていうか電話先は通じるのか、いや、落ち着け、インドの公用語の1つは英語だったはず!(だったらなんでさっきの人には通じないんだヨガァア!)なんて錯乱しながら電話を受け取る。

「アー ドウモー アリガトーゴザイマス」

現場の緊迫感とは裏腹にのんびりした店長氏の声が聞こえてきた。

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「え? あ、はい、えーっと、日本語で大丈夫ですか?」

と、聞くまでも無いくらいには日本語が堪能な電話先の店長。

「警告 デテル よくアルね 換気するヨーうに よく言っといテ」

「えーあ〜、はい。でも電話してくれって音声警告出てますけど」

「うーん、ダイジョブじゃねい? 問題無いよ」

「えーーっと。とりあえず分かりました、なんとかします」

長電話して、問題への対処が遅れては本末転倒なので、とりあえず電話を切って・・・と思ったらすで切られていたので、元の持ち主に戻しつつ、不完全燃焼の原因がどこかワカラナイのでとりあえず全部のガスの元栓を止めるよう指示。

そして換気扇は・・・全開で回ってたので、窓と玄関ドアを開けっ放しにするように、従業員さんに指示。

・・・どうしてこうなった・・・とぼんやり考えながら、てきぱきと指示をしていると、警告アラームが急に鳴り止んだ。どうやら窓を全開にしたのがよかったらしい。

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一段落ということで腰掛け黄昏れていると

「へあーーい オマチドウ」

と、ビニール袋を持ってきた。そうだ、持ち帰りメニューを注文したんだった。

ここのカレーとナンは屈指の美味しさの上、これだけの苦労(というか心労)をしたんだから、その美味しさもひとしおだろう。

「ハイー 750エンですー」

と、普通に料金を払い、家に帰ったわけです。

そして中をあけてびっくり。カレーが違う。

まぁあれだけ混乱してたんだ。気にしない。どれもうまいし。

そしてナンが焼けてない・・・・・・・・・・・・

・・・・・・あーー、ガス止めろって言ったの俺だっけ・・・。

かくして生々しいナン(一部だけ黒焦げ)をもしゃもしゃしながら、リビングから夕日を眺めるのでした。

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