ウコンの成分「クルクミン」のサプリメントは本当に健康に良いのか?

美容と健康
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初出:2015/05/19 Vol.120 ウコンは効かない

Joker
Joker

先生、二日酔いでしんどいんですが、何か対策は・・・

くられ
くられ

酒飲まなければいいんじゃね

Joker
Joker

ぐうの音も出ない正論!

ウコンは効かない

古くから香辛料から漢方薬まで幅広く使われてきたウコン。それに目をつけたのがサプリメントメーカーであり、近年、ウコンに含まれているクルクミンが肝機能をサポートし、血圧を正常にし、あげく癌まで抑制するという(笑)。

今までの怪しいサプリメントと違い、多くの有名大学の教授のお墨付きの論文までぶら下がっているので騙される人も多いでしょう。

しかし実態は、次なるドル箱、ポスト「コエンザイムQ10」をでっちあげるため、サプリメントメーカーがお金のない研究室にお金を積んで作らせた無理のある論文ばかりです。

実際に論文を取り寄せてみると確かに効果はゼロではないもののあるとも言えないという締めくくり。正直誤差、中には、明らかに肝機能を悪くしていると思われる数値の上昇もあり、実際にウコンの使用過多で肝機能に悪影響を及ぼしているという事例がいくつも出てきています。

どの論文もウコンは良いかもー的な空気をだしつつも、比較対象が無茶だったり、二重盲検法でやってなかたりと、あからさまな手抜きがひどい。

・・・さすがに金をもらっても嘘は書けないという苦渋の研究者の影が見える。

それを「効果アリ」と誇大広告し、テレビや雑誌で販売攻勢をかける現状はどうなの・・・としかいいようがない。

そもそも本当に効くのであれば、古い成分、漢方としての歴史があるので、医薬品としてもう使われている筈だがそうではない(笑)。

所詮そういうモノということで・・・。

ちなみに「二重盲検法って何?」というのは、以下の記事で解説しています。

【人の思い込みは侮れない】臨床試験に使われる盲検法とは何か?
「盲検法」という言葉を平然と使っていたのですが、はたと一般用語ではないことを思い出しました。盲検法というのは科学実験論文などで、特に臨床系の実験、薬効のあるものを被験者に使って、その効き目などを検討するときに必須とも言える実験手順です。

何気なく使う事も多い言葉なのですが、これがない論文はお話にならないことも多いです。

余談

ちなみに、体に良いだの悪いだのというのはさておき、本文で触れた通り、ウコンは香辛料として使われてきています。ピンと来ない方も「ターメリック」といえばわかるでしょう。カレーに使われているアレですね。

ウコンに含まれているクルクミンは黄色い色素成分で、油溶性です。カレーで付いた黄色いシミの成分ですね。実は紫外線で分解するので、シミが付いてしまった場合はむやみに擦ったりして広げず、中性洗剤などでもみ洗いした上で、よく日光にさらすと綺麗になります。

独特の風味が付くターメリックライスはカレーのお供に使われる事もあるので、ブルーカレーに添えても良いかもしれません。もちろん、風味が苦手だというなら、普通に食用色素の黄色を使えばいいわけですが・・・

イベントのお約束! 真っ青なブルーカレーを自分で作ってみよう!
ニコニコ原宿のイベントで自分が企画し、気が付けばレギュラーメニュー、そしていろいろなところでもブルーカレーが提供されていますね。 もちろんアリエナイ理科イベントでも、大人気のブルーカレー。その作り方を今回は紹介しましょう。