反ワクチン? EM菌? ガン放置? 寝言は寝て言えエセ科学ども!

生活と科学
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初出:2015/10/20 Vol.142 現代科学否定ブーム

現代科学を否定するうさんくさいエセ科学

最近現代科学否定ブームなのか、現代科学を否定するような情報を発信する人が増えてきている。

そもそも食べて痩せるとか、摂取カロリーが基礎代謝を下回ってる(レタス以外食べない)、カロリーを奪う(氷を食べる、とはいえシロップがあると余裕で上回るので非現実的)以外は不可能なのは、小学校で習った理科のレベルでおかしいと分かるわけです。

これさえ飲めば痩せるとか、本当だったら本気で毒ですし、そんな毒は、サプリメント(いわゆる健康食品)には認められるわけもないので、これまた、根本的に考えればあり得ないことなのです。

最近は科学に対して、学校での教育の失敗からか、アレルギー的に忌避する人も居ますが、それは現代社会を生きるにおいて、はっきり言って障害になることのほうが多いといえます。

例えば、一見難しそうに見える、EM菌が放射能消す、という怪しい話も、科学の原理原則で、根元から考えると放射能を消す、つまり放射能(放射線を出す元素の性質)を消すということは、元素自体を変えることに等しいわけです。α線ならちょっとした遮蔽で遮断できますが、それ以外のβ線(電子がすごいスピードで発射されている)やγ線(光と同じ電磁波)の類いは、菌の力では遮蔽できないものですから、これを遮蔽せずに放射能を無くすということは、元素自体を変えちゃうということで、鉛から金を作ったりするようなものです。

鉄はサビても(酸化物になっても)、それが銅や鉛、プラチナなんかには決してなりませんよね。

元素の変化は、生物がどうこうできる範疇ではないわけです(笑)。それが分かれば、インチキであると分かるわけです。

流石にこの手の話は騙される人は僅かですが、その僅かの人のために、よくわからないものを買わされ、よくわからない呪いめいたことをしているのも事実です。

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肩書きを利用するインチキ商売

インチキの中にも強敵がいます。

例えば一応の医師免許を持っている人間が言い出すとなるとやっかいで、例えば最近話題の「癌は放置したほうが良い、癌は化学治療も手術も不要」というトンデモ理論。

たった一人の頭のおかしい老医師が言い出した謎理論で、大半の医師や現役の医療関係者が徹底的に否定してもなお、センセーショナル+肩書のチカラで、ここまで大きな騒ぎとなっているわけです。

大学教授だろうが、医者だろうが、人間ですから、どこの世界にもバカもアホもいます(頻度の差こそあれ)。
肩書だけをみていると、他の意見には目を向けず、特にそれが自分の耳に気持ちいい話であるほど人は騙されてしまいます。

お金がかかるから、副作用があるかも・・・といって、ワクチンが有害かもしれない・・・という話を聞いて「打たない理由」にしてしまう等々、そこかしこにエセ科学は蔓延っています。

幸い、我々の世界は情報化社会と、そんなインチキ情報が山のように入ってくるのと同等に、その反対の意見も山のように出てきます。
それらを検索して情報収集することも出来るというのを忘れてはいかんのです。

それらを見たとき、どちらの意見を信じればいいのか? と言う人が多いと思いますが。科学のリテラシーが乏しいほど、その真贋を見極めるのは難しいのです。

故に、最低限の科学のリテラシーは持っているべきなのです。

そうしたリテラシー抜きで、判別する方法としては、感情論で話をしている(ありがとう という言葉が水をきれいにする)ものはまず怪しいを思うべし、次に、耳に気持ちが良い(がんばらなくてもいいんだよ、ありのままでいいんだよ)加えて具体性の無い話をしている場合

・・・といったものは基本的に怪しむべし。

無知な奴は賢くなるか、あるいは死ぬしかない(by アリスインナイトメアの猫)

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