洗いすぎも良くない!?過洗浄時代に「お肌の休日」を作ろう!

美容と健康
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初出:2014/05/06 Vol.66 お肌のノンケアというケア
改稿:2020/02/04

くられ
くられ

本日はスキンケアと洗いすぎ問題の話をお送りする。ぶっちゃけると、あんまり顔を洗いすぎるのも皮膚に良くないのだ。

Joker
Joker

えっ、そうなんですか? 目覚まし代わりに結構バシャバシャやってしまったりするんですが、すっきりさっぱりして気持ちいいですよ?

くられ
くられ

いやいや、肌の保湿っていう観点で言うと常在菌の働きによるものが一番でね。過度に洗いすぎて環境破壊をすると肌は荒れるよ。

Joker
Joker

・・・言われてみれば、ちょっと肌がかさついてる気がします。ほどほどにした方がいいんですね。

くられ
くられ

まあ、化粧をしている女性陣の場合、それは落とさない訳にはいかないからね・・・メイクしない「お肌の休日」を作ってやるのも良いと思うけど。

POKA
POKA

はっはっは。皮膚を綺麗にしたいなら、やはりここは一度徹底的に破壊したのちに再生するのが一番である! 破壊は新たなゼロへの希望、無限なる可能性への挑戦だ! というわけで必殺ケミカルピーリングを喰らえ!

くられ
くられ

ケミカルピーリングは皮膚を全部剥ぎ取るようなものと違うわ・・・おわっ!

Joker
Joker

ああっ、くられ先生の顔が驚きの白さに・・・って、それは元からか。

本来の皮膚年齢

頭皮、頭、体、手。どうしてスキンケアを分ける必要があるのでしょう。

理由は簡単です。頭と体。露出してるか否か、それだけです。

年相応の皮膚年齢と言うと実際はかなり綺麗だったりします。

貴方の本来の皮膚は、胸元や二の腕の皮膚と同じくらいのはずで、シミもくすみもシワも圧倒的に少ないかと思います。

実際のところ、顔をそのコンディションに持っていくのが難しい。理由は明白で、露出しているからです。

今回は、そういった観点からのスキンケアの話をしていこうと思います。

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むやみに洗いすぎても肌に良くない

露出している部分、つまり顔や手のケアをより意識しなければいけない理由。

それは、紫外線に乾燥、副流煙などの有害な化学物質の沈着等々、そういったものの影響が、衣類で覆われていない分、圧倒的にダメージが大きくなるからです。

故に体と同じケアをしていては、老化の一途というのがよくある話。

しかし、そういった事をあまりにも気にしすぎて、綺麗に、清潔に、と、一日に何度も洗顔すれば良いのかというと、そんなことはありません。

特に日本人は諸外国に比べお風呂好きなのもあって、ちょっと洗いすぎな感じもします。

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常在菌の働きによる保湿に勝るものなし

幾度となくあちこちで説明しておりますが、肌というのは常在菌が程よいバランスで皮脂を分解し、保湿成分を作っている状態です。

ヒアルロン酸でもグリセリンでも、その細菌が作り出した絶妙な保湿環境は再現できません。せいぜい、1〜2時間、肌のバリア機能が再生するまで保湿をして誤魔化すための意味しかありません。

逆に言えば、その「常在菌の加護」が戻るまでの間、頑張って化粧水などで保湿してやる必要があるので、風呂上がりなんかには自作化粧水をジャブジャブ使ってケアをしよう、とたびたび申し上げている次第です。

そういったことを踏まえると、乾燥肌の人程、肌のバリア機能は失われやすく再生しにくいと言えます。

にも関わらず、過度に洗いまくって皮膚環境を破壊し、保湿が立ちゆかなくなる状況を作り出しているのであれば、それはもうケアとは言えません。

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お肌のノンケアというケア

正直なところ、外で土にまみれた生活をしていないのであれば、毎日顔を洗顔料やセッケンで洗う必要はないとすら言えます。

本格的な洗顔の頻度を減らし、濡らしたタオルで目や口の周りを汚れを拭き取る程度で、あとは水かぬるま湯(お湯は駄目)で洗う程度で十分な場合だってあります。

あとは自分の肌にあった紫外線対策クリーム(市販品の安いもの、SPFは30程度で十分)を塗っておけば、かなり肌質は改善されます。また、ウォータープルーフでもなければこういった日焼け止めはぬるま湯でゆっくり洗えば十分に落とせます。

もっとも、女性は化粧の関係で(化粧を落とさないでいるのはもちろん肌に悪い)なかなか現実的には難しい側面もあるでしょう。なので、外出予定がない日などにこのあたりの事を念頭に置き、「お肌の休日」を作ってやるというのも、良いかもしれません。

過洗浄時代だからこそのノンケアというケア。もちろん万人に合うというわけではありませんが、費用もかかるわけでもないので試してみてはいかがでしょう?

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著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

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