インフルエンザワクチンの本当の効果は、死亡率を下げる事にある

美容と健康
スポンサーリンク

寒くなってくると気になるのがインフルエンザ。ということで今回はインフルエンザのワクチンについてお話しようかと思います。

ワクチンとはそもそも何か?

まずはそもそも、ワクチンとはなんなのでしょう?

世の中には反ワクチンを掲げてワクチンを蛇蝎のごとく忌み嫌う連中もいますが、まあいずれにしても、ワクチンというものを良く知らずにあれやこれや言うというのも違うと思います。

ワクチンといえば、打っておけば病気にかからない、なんだかスゲー薬・・・とお思いの方もいらっしゃると思います。まあ、だいたいその程度の認識でも、合ってないとまでは言えないのですが、厳密には違うのです。

ワクチンは病気によって、その有効率というものが異なります。例えば破傷風のワクチンは、打っておけば30年あまりはほぼ100%。つまり1回(破傷風の場合、合わせて3回の接種が必要ですが)打っておけば、ほぼ100%リスクを回避できるということです。

あくまでほぼ100%なわけで、破傷風でさえ、全身に土のついた古釘が1万カ所刺さっても絶対に発症しない・・・とは言えません。この辺はご承知おきくださいね。

スポンサーリンク

インフルエンザワクチンの有効率

さて、本題のインフルエンザワクチンの場合ですが、発症予防有効率が65歳未満成人で70〜90%(米国)、それ以上の高齢者で50%前後(米国/日本)となっています。幼児の場合はさらに低く、30〜40%とも言われています(故に接種回数も原則2回とかになってる)。

この有効率も論文によってマチマチなのですが(それ故、へんてこな情報が出回りやすい)あえてバッサリ無視します。

これはどういう意味かというと、65歳以下の人間100人に接種したところで、65歳以下の人で30〜10人インフルエンザにかかり、高齢者だと約半数がやっぱりインフルンザにかかるという意味です。子供だと2回もわざわざ注射をされても、100人中70人は罹患するということになります。

つまりインフルエンザの予防注射をしていても、インフルエンザにかからなくなる、という訳ではありません。インフルンザにかかっている人と密接に接触すると感染する可能性があるということです。

じゃあお金を払って痛い思いをしてわざわざワクチン打っても効果がないじゃん!みたいに思う人もいるかもしれませんが、死亡回避という有効率の別枠があり、こちらは成人以上で80%以上です。つまり、ワクチンを打っておくことで明らかに死亡確率が下がることを意味しています。少なくともかなりの確率で感染しても重症化を防ぐことができるわけです。

たまにインフルエンザを風邪の延長線上にあるものと考えている人もいますが、これは大きな間違いです。そもそも風邪はいろんな病原体の初期症状全般を指して言う言葉で(だから風邪のワクチンはない)、インフルエンザのように単一の病原体による病気ではありません。

スポンサーリンク

ワクチンは死亡率を下げるもの

インフルエンザは、死ぬ可能性のある病です。

いささか乱暴な解説になりますが、あえて強い表現を使うのならば、インフルエンザワクチンを打たなかった場合、感染確率は倍に、そして感染後も重症になって死亡確率が四倍になる、ということです。

13歳未満の子供はともかく、それ以上の年齢であれば、インフルエンザワクチンを受けるのは大いに効果があると言ってもよいと思います。

故にインフルエンザワクチンを受ける/受けないで考えると、13歳以上は受けた方がいろいろな「リスクを下げる割合が高い」のです。

また、子供でもワクチンはたいしたリスクはなく、無効とは言えないくらいは効果があります。このあたりは、医師によく相談し、納得した上でワクチンの接種を決めましょう。

また予防接種を受けても、密閉空間に人が多く集まるような場所に行く際は、麻黄湯(薬局にも売っている)を飲んだり、マスクをして予防することが大事ということになります。

マスクはウイルスを通しますが、鼻と口が覆われていることで、うっかり感染源を触っても粘膜を触って罹患する確率を下げられるので、インフルエンザには効果がない、などとは思わないように。

家に帰ったら、手洗いうがいをしっかりしましょう。公衆衛生の基本中の基本ですよ!

ちなみに、インフルではなく風邪だった場合、家でできればなんとかしたい・・・というのであれば、以下の記事なんかもご参考にどうぞ。

風邪を引いたらコレ!ヘルドクターくられの市販風邪薬ランキング
風邪薬。ぶっちゃけてしまうと、医者行って薬を処方してもらうのが一番という、いつもの「医者行け」で終わってしまうのですが、なかなかそうもいきません。今回は、割と気軽に手に入る、市販の風邪薬の中で良いものを独断と偏見で選んでみました。
タイトルとURLをコピーしました