ヘルドクターくられの自分への投資術その1:お金の使い方の側面二つ

生活と科学
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初出:2020/09/01 Vol.396 お金の使い方 第1回

くられ
くられ

今回からしばらくは、お金の使い方の話をしていこうと思う!

Joker
Joker

と言いますと、これこれこういうものを買うのがオススメ!とか、こういうのは無駄だから買ってはいけないとか、そういう話ですか?

くられ
くられ

そういう胡散臭いセミナーみたいな話じゃなくて、自分のスキルを上げることにお金を使うことは大事だよ、という話かな。

POKA
POKA

はっはっは。つまり、酒とかタバコとか、ただ消費するものばかりにお金を使い続けるのは良くないという話だな。

Joker
Joker

うっ・・・ちょっとグサッと来ました。

くられ
くられ

いやいや、そういう消費も経済を回すためには重要だから悪いことじゃないんだよ。でも、配分は考えないといけない、ということであってね。

Joker
Joker

そうですね。やはり経済を回すためにも、たまにはパーッと騒ぐのにお金使うのも大事ですよね。

POKA
POKA

だからといって、ガロン単位で酒を飲むのは色々どうしようもないと思うのだがな!

くられ
くられ

それはそれとして「ヘルドクターくられの科学はすべてを解決する!!」絶賛発売中なので是非買って欲しいのである!

Joker
Joker

宣伝オチもどうなんですか・・・?

お金の使い方の話

今回からしばらくは、科学の話ではなく、ただのお金の使い方についての話となります。

よくお金の使い方みたいな本とか、わけわからん啓発セミナーまがいの講演会とかありますが、そんな難しいことじゃなくて、お金には投資的な側面と消費的な側面の二つがあって、この二つの面をちゃんと考えてお金を使った方がいいよ・・・という話です。

というわけで、何回かに分けて連載していこうと思いますが、第1回の今回は、この二つの側面が偏りすぎるとどういうことになるかと、その辺について触れていこうと思います。

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消費と投資の配分

消費とか投資とか言われてもピンとこないかもしれませんが、極端な例であれば、習い事の費用とタバコやお酒の費用の差です。
 
習い事というのは、お金を払って自分に技術を残すことで「自分のスキルが上がる」ということですね。もっと言い換えれば「自分の価値を上げる」お金の使い方になります。

一方で、酒やタバコは基本的に「価値を上げる」側面は、タバコの銘柄に詳しくなるとか、酒のウンチクが詳しくなることで・・・みたいな面はなくもないですが、基本的に健康にはプラスにはならず、「自分の価値が変わらない、ないしは下がる」という側面が大きいでしょう。

もちろん、それが悪いことだとは言いません。

パーっと大騒ぎして飲み会で騒いでストレスを解消したり、高い車や腕時計を自己顕示欲のために買ったりするのもまったく悪いことではありません。

そういう一見無駄に見える消費がないとこの世界の経済が回らないからです。

なのでどちらが良い悪い・・・ではなく、収入に対してこの配分が間違っていると「よくない」よね・・・という程度の話なのですが、この配分を間違うと10年20年かけて人生がヤバいことになります。

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自分への投資を怠ると長期的には悪手

例えば、収入が低いのに、酒タバコ代がその少ない収入の何割も占めている場合。
 
だいたいそういう人に話を聞くと、それ以外の楽しみがないんだから、そういう楽しみを奪われてたまるか・・・という話になります。短期的にはそれも正論です。その人が納得してるならそれもまたよし。

ただ人間は無限に生きてるわけでもないですし、無限に健康でもなく、無限に同じ仕事ができるわけでもない、ゆっくりとした流動的環境にいるということを考えると完全な悪手です。

このゆっくりとした流動的な世界、例えば気がつけば携帯電話が今で言うガラケーからスマホが普通になっているように、気がつけばガラっと変わるのです。

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「人生の詰み」はゆっくりと訪れる

当たり前ですが毎年人間は年を取るわけで、二十歳以降は老化していくのです。

30代ではみんなあまり変わりませんが、40代50代になると、自分に対してちゃんとしてるかどうかが見た目にまで現れます。

そうして若い頃のノリで時代の変化を認めず年を取っていくと、気がつけば体はボロボロ、スキルもなければ仕事もない、それでもなんとか当面しのぐ程度の仕事をして・・・とやっていると、50代60代で本格的に詰み始める。

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H30/H30_jisatunojoukyou.pdf

平成30年の自殺統計データを見ても、40代以降の男性から急激に自殺率が高くなる傾向があるように、マジで詰む人がやっぱり多い。

ようするにニッチモサッチもいかなくなったオッサンはニュースにもならずひっそりと人生を自分で終えているわけです。
 
なので、社会に出ると自分のスキルを上げていくのは自己責任となるので、その辺の大事さを次回からしていこうかとおもいます。

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著者紹介

くられ
くられ

サイエンス作家、タレント。シリーズ累計20万部の「アリエナイ理科」シリーズを始め楽しい科学書の分野で15年以上活躍。週刊少年ジャンプ連載「Dr.STONE」においては科学監修を務め、フィクションと実科学との架け橋として活躍中。TV番組「世界一受けたい授業」「笑神様」「MATSU」ぼっちの出演や、YouTubeで80万再生を超える科学動画を「主役は我々だ!」と共同製作も。仕事の依頼や関連情報は https://twitter.com/reraku

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