【じょかセレクション】手軽で美味しいおうちカクテル：続ウォッカ編

生活と科学

2019.07.04

初出：2019/07/02　Vol.335　おうちでお手軽！個人的おすすめカクテル：続ウォッカ編

Joker

今回はウォッカの話の続き、ショートカクテルでガツンと強い奴を紹介します。

くられ

あー、お店だと三角のカクテルグラスで出されるような奴か。度数高すぎるから自分が飲んだら一発アウトだな。

Joker

まあ、今回に関しては、好きな人はどうぞ、ということで・・・ほら、英国産ファービーのあの方の好物とかありますし。

くられ

最近大人っぽくなったという噂の・・・改訂版もぜひよろしくお願いしたい。

Joker

・・・ところでPOKA先生、なぜハンマーを担いでいるんですか？

POKA

うん？　今日はこれを紹介するんだろう？

Joker

スレッジ・ハンマーはそういうカクテルの名前であって・・・ああ、振り回すのはやめぶっ（グシャア）

※改訂版もよろしく！（ダイレクトマーケティング）

三才ブックス

おうちカクテル・続ウォッカ編
ウォッカ・マティーニ
スレッジ・ハンマー
ウォッカ・アイスバーグ
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おうちカクテル・続ウォッカ編

どうも。Jokerです。家で飲むのに手頃なカクテルの話、第十七回をお送りします。今回のテーマは引き続き「ウォッカ」です。前回はシンプルなロングドリンクの紹介に落ち着いたので、今回はウォッカらしいガツンと強いカクテルを紹介していこうかと思います。

最初に申し上げておきますが、今回紹介するカクテルは全般的にかなり度数が強いので、あまりアルコールに強くない方にはおすすめできません。また、お酒が飲める人であっても、加減を間違えると悪酔いするので、くれぐれもご用心ください。

ウォッカ・マティーニ

標準的なレシピはウォッカ45mlに対してドライベルモット15ml、これをステアして作るのが「ウォッカ・マティーニ」です。オリーブを飾ったり、レモンの皮を添えたりもします。

ヴェリタススミノフＮｏ.２１４０度（ウォッカ） 750ml（正規品）【ウォッカ】((ZBSFRLZ0))

ヴェリタス

Noilly Prat ヴェルモットノイリー・プラットドライ [ 白ワイン辛口フランス 1000ml ]

Noilly Prat

一般的にマティーニといえばジンで作るものですが、ウォッカで作るレシピもあり、ジェームズ・ボンドが「Vodka Martini, Shaken, not stirred」（ウォッカ・マティーニ、ステアではなくシェイクで）と劇中で注文するのは有名ですね。

正直、ステアで作るにしてもシェイクで作るにしても、マティーニのようなカクテルはプロのバーテンダーさんに作ってもらうのが美味しいので、あまり家向けとは言いがたいのですが・・・「ウォッカのショートカクテル」というと、こう、最近大人っぽくなってでっかいリンゴ飴を担いだファービーが頭に浮かんでしまったもので紹介した次第であります（笑）。

ちなみに、ジェームズ・ボンドが頼む「ボンド・マティーニ」はいくつか種類がありますが、中でも「ヴェスパー」と呼ばれるものはレシピが細かく指定されています。

その内容は、ゴードン・ジンを3オンス（約90ml）、ウォッカを1オンス（約30ml）、キナ・リレを半オンス（約15ml）をシェイクし、レモンの皮を添える、というもの。キナ・リレは現在では入手できないので、リレ・ブランが代わりになります。

GORDON'S ゴードンロンドンドライジン 43度 [ 750ml ]

GORDON'S

リレ

スレッジ・ハンマー

いささか物騒な名前のカクテルですが、その名に違わないのが「スレッジ・ハンマー」というカクテル。材料はウォッカに絞ったライム、以上！　という、そういうカクテルです。

もともと、氷を入れたグラスにジンとライムで作る「ジン・ライム」があり、それをシェイクして出すスタイルのカクテルが「ギムレット」で、ベースをウォッカに変えると「ウォッカ・ライム」、そして「ウォッカ・ギムレット」となるのですが、このウォッカ・ギムレットの別称が「スレッジ・ハンマー」となります。ウォッカの割合を多くしたものこそがスレッジ・ハンマーだなんて話もあります。