科学の目:品物を「成分」で見ると違う世界が見えるという話

生活と科学
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初出:2013/07/30 Vol.27 暮らしを科学の目で見る

全てのものは等しく「物質」「素材」

かねてよりラジオライフで好評連載だったエクストリーム工作が発売になりました。

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この本は自分は実験や記事はやっておらず、あくまでバックアップのみだったのですが、この本に限らず、自分の周りには一般的な民生品やジャンクヤードのゴミと見まごう物から、大学の最先端研究にも引けを取らない研究や発明を行っている人が多く居ます。

彼らの特徴は、実験室においてあるものも、ホームセンターや100円均一に並んでいるものも全て平等に「物質」「素材」と見ていることに尽きます。

故に、ゴルフボールの直径から空き瓶の口の直径、塩ビ管の耐久力、リカちゃん人形のゴムの組成に至るまで、ありとあらゆる物の大きさ、素材、を見ることで、普通は繋がりようのないアイデアが生み出されています。

かくいう自分も、一般用品はすべて「成分」で見ています。台所洗剤1つとっても、そのpH、界面活性剤、得意な汚れ、汚れの落ちるメカニズム、そういったものを考えることで、ある種の台所の洗浄剤が床のタイルにこびりついたカルシウム性の汚れを落とすのに最適であるとか、車のワイパー洗浄液で窓ガラス掃除したほうが安くてよく汚れが落ちるなどの応用が利くわけです。

最近は、電動ひげそりの洗浄液の組成は、食洗機用の洗剤と水、そして少量のグリセリンでできることが分かりました、これで高い専用の液を買わなくても済むわけです。さらに舌で味を分析するようになってくると、屋台のたこやきソースは、市販品そのままではなく、市販のソースに醤油、ケチャップ、唐辛子などを入れて煮込んだものであることがなんとなく分かり、家で屋台の味を再現できるわけです。

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科学の目で見るためのコツ

しかし、いきなり科学の目で世界を見ろと言われてもどうすればいいのか分からない・・・という人が大半でしょう。それは「気をつけること」だけで随分と変わってきます。

幸い、今の世界はスマホでいつでもググれます、ググった内容が必ずしも正しいとは限りませんが、自分以外の知見を得ることができます。

当たり前の風景、当たり前の100円均一、それを「素材」として見ることで、これが何に使えるだろう? この素材はなんなのだろう? と考えるようになると、世の中が意外とシンプルな構造に見えてくるはずです。

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