初出:2016/11/29 Vol.200 我が家の水槽

うわあ、たくさん水槽がありますね。それに、昆虫に植物・・・なんかここだけ世界が違いますね。

いやー、維持管理も結構大変でね。水槽の水質管理は、ある床砂を導入したら随分楽になったけど。

・・・あれ? こんなところに隠し扉? そこにあるのは・・・培養ポッド?

おおっと、そっちは立ち入り禁止だ。「友達」を造っているだけだよ・・・
※フィクションです。ポケ森だよ!
くられ先生の水槽
以前、美味しい水草の話で、そのまま生食するのは怖かったので栽培してから食べた訳ですが・・・つまり栽培できる環境があるというわけで、我が家には水槽がいくつかあります。
もちろん、水草だけでなく水生生物を飼育しているんですが、ここで大事になるのが水質管理です。自分はヒロセペットの「ブルカミア」という砂を使っています。
こういう書き出しだとステマ臭いですが(笑)、いやいや、実際に使ってみたらこれが非常に良い砂だったのです。今回はこの「ブルカミア」のレビューをしていこうかと思います。
ヒゲミズヘビと水質
我が家の温室で唯一の爬虫類、ヒゲミズヘビ。このヘビを飼っている水槽でブルカミアを使っています。
ヒゲミズヘビはなかなか繊細で、古い水でないと体長を崩し、しかしあまり水が汚くても体調を崩すという、どっちやねん・・・と言いたくなる水にうるさい生き物です。
そして、水中に生きる爬虫類であるため、体温を維持するために餌をたくさん食べる大食漢でもあります。具体的には、一日に金魚を一匹くらい。
そうなるとどうしても水が汚れやすくなるため、ブルカミア導入前は、前述の通り、新しい水だと駄目なので、水草水槽で維持した水を二週間に一度、半分ほど取り替えていました。
水換えの手間要らずになるブルカミア
この水換えの手間はなかなかのものなので、ものは試しと底面ろ過を貼って、そこにブルカミアを5センチほど床砂として敷いてみました。
効果は絶大。
ヒゲミズヘビは大食漢なだけあって、毎日大きな糞をするのですが、それが三、四日で消えます。これはブルカミアのバクテリア処理能力の高さによるものです。
以前も同系統の、いわゆるソイル系という砂を使った事もあるんですが、その場合、二、三ヶ月もすると砂が泥状に崩れ出します。
ブルカミアは崩れもせず、砂の間にヘドロが溜まるような事もありません。大量に発生したゴミはいったいどこに消えているのか、不思議になるレベルで水が綺麗です。
半年ほど水換えをしなくても環境は維持されており、水質検査をしても、せいぜいが亜硝酸濃度が少し上がってきたかな、という程度で、悪影響と呼べそうなものは本当に何も出てきませんでした。
餌の金魚の維持にも役立つ
これはすごい、ということで、餌用に維持している金魚・・・和金の水槽にも採用する事にしました。
大食漢の生き物を育てる以上、餌となる生き物も飼育、維持してやる必要があるんですが、これまた大変なものでして。今までは飼ってきた1/3はどうしても死んでしまっていたのですが、ブルカミア水槽でキープするようにしたら、びっくりするほど死ぬ個体が減りました。
ブルカミアによる水質、環境維持能力は、信じられないほどの安定感があると、言ってしまって良いでしょう。
砂とろ過セットを購入した時は結構良いお値段がしたのですが、実のところ、同価格帯の床砂は別に珍しくありません。ブルカミアは本当におすすめなので、水生生物を飼育されている方は導入を考えてみては、と思います。いやほんとマジすごい。
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