ストレスとの付き合い方:生理学的には3段階のステージがある

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初出:2017/07/11 Vol.232 生理学的なストレスとの付き合い方
改稿:2019/09/02

くられ
くられ

本日は「ストレス」とは何かという話をお送りする。

Joker
Joker

先生、あまりにも忙しくてストレス溜めてそうですもんね・・・

くられ
くられ

まー自分で選んだ事だからある程度は仕方ない。とはいえ過度のストレスは人を殺すからな。気を付けたいものだ。

Joker
Joker

人によって基準の変わる話なのが難しいところですよね。

POKA
POKA

はっはっは。現代人は実にストレスフルでいかんな! ストレス解消には良いものがあるぞ!

Joker
Joker

嫌な予感しかしないんですが・・・誰が死ぬんですか?

POKA
POKA

いや何、ちょっとしたゲームだ。ほら、サイコロを振るが良い!

くられ
くられ

・・・これは封印されし暗黒理科すごろく怪人仕様ハードモードじゃないか。どっから引っ張り出して来たこんなもん。

POKA
POKA

はっはっは。「人生(の意味を考えさせられる)ゲーム」でバーチャルに破滅すればリアルのストレスなど些細なものだ!

※このゲームは実在しません。あしからず。

生理学的なストレスの話

人間社会というのはとにかくストレスの多いものです。

職場や学校、恋愛や友人関係などなど、うまくいってる時もあれば、ストレスフルな状態になる事もあります。

さて、この「ストレス」というのは一体なんなのでしょうか。

「そんなの、嫌だなーって思うこと全部だよ」って言う人もいるかもしれません。

その通り。全部ストレスです。

仕事が終わらないのも、ガミガミ言う上司も、出来ない部下も、終わらないレポートもみんなストレスなのです。

では、ストレスとは生物学的に見ると何なのでしょう?

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ストレスに関する論文

1936年「ネイチャー」に掲載されたある有名な論文があります。

マウスの実験において、知らず知らずのうちにいろいろなストレスを与えてしまっており、それが体の機能やホルモンの量の変化に関係しているという事を発見、そしてそれが、3段階に大きくステージが分けられることを紹介したものです。

これが現代での「ストレスが体に影響を及ぼす」という、今となって当たり前の事実、その突破口となった画期的な論文です。

論文発表者のハンス・セリエは、この3段階のステージを「警告反応期」「抵抗期」「疲憊期(ひはいき)」と分けました。

「警告反応期」とは、みなさんも経験があると思いますが、思わぬストレスにより、ドキドキして前後不覚になったり、キョドったり、冷静な判断が難しくなる状態です。このとき脳内では視床下部、下垂体、または副腎皮質から臨戦態勢をとるために各種ホルモンが分泌されます。

「抵抗期」は、ストレス自体に適応した状態といえます。ストレスを感じても「まあこの程度」と冷静に対応でき、正常な状態を取り戻したように見えます。実際、この状態で適切に休息を入れていくと、体にあまりダメージを残しません。ストレスに対する反応はここで止まります。

しかし、ここで休息を与えず、ストレスを連続的に受け続けると話は違ってきます。ストレスに抵抗するために分泌したホルモンの副作用や、臓器の酷使によって、蓄積されたダメージが表に現れてくるのです。これが第3段階の「疲憊期」だといえます。

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ストレスと死の境界線

この第3段階「疲憊期」に至ると、慢性的な痛みや鬱など、物理的に体に歪みが出てきてしまいます。

ここで引き返せないと、疲弊死まったなしなわけです。たまに勘違いしてる人がいますが、過度のストレスは「心の痛み」だけではなく、明確に身体症状として出ます。ある一定のラインを超えてしまうと、気のせいとか根性とかでどうにかなる問題ではないのです。

問題なのは、この一定のラインというもの。どこまでがストレスでどこまでは我慢すべきか・・・ということなのですが、こればかりは本人にしかわかりません。

我慢強すぎるのも問題で、耐えに耐えて無理を重ねて、限界を超えたところでポックリと疲弊死してしまう・・・というのはシャレになりません。

一方で、何一つストレスらしいストレスを受けないまま社会に出ると、ちょっとしたストレスにも耐えられずに仕事が長続きせず・・・社会からのけ者にされてしまう、ということだってあり得ます。

無論「だから耐えろ」「ちょっとやそっとでなんだ」「逃げるな」などとは申しません。これは個人個人で物差しの違う話です。自分が大丈夫だったから他人もそう・・・とは限らないという、そういう典型例だと言えるでしょう。

ただ少なくとも。社会というのは、多くの個性がぶつかる場所なので、ストレスが発生しやすい場所だと、そう言えます。

こうした、社会で受けるストレスというものは、その人が選んだ仕事だったり環境だったりなので、ある程度は仕方がありません。

だからといって、受けなくても良いストレスまで受ける必要はないのですが・・・不思議な事に、自らストレスを摂取する事もあります。

そう、以前も話題にした、テレビでやってるワイドショーなんかがそれにあたります。ここに来てテレビのディスりかよ、と思われるかもしれませんが・・・(笑)、この辺の話は別立てで記事があるので、関連記事をご覧ください。

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