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意外と知らない!?エアコンの効率運用テクニック【室内機編】

生活と科学
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初出:2014/07/29 Vol.78 エアコンと電気代 前編

エアコンについて見直そう

灼熱の夏がやってきました。夏を快適に過ごすには、無くてはならないエアコン。
節約節約と付けたり消したりしてる人や、無駄な使い方をしている人も多いかと思うので、再度おさらいまでまでな話をするのです。

まずエアコンというのは、室内の本体・・・のように見える室内機と、そして実際の本体である室外機で構成されています。実は室内の本体はただの送風機のようなもので、実際の熱交換自体は外で行っています。さらにリモコンからの命令なんかでの制御である基板なんかも室外機のなかにあったりします。

ようするにエアコンの本体は室外機なのですが、あまり大事にされていません。室外機には多くの金属が使われている上に本体。故に、空き家の室外機がよく盗まれるわけです(笑)。

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室内機のチェックポイント

そもそもエアコンは、相応の電気食いな家電製品ですが、上手く使うことで無駄を減らすことができます。まずは部屋の湿度。湿度が高いままだと冷やしても体の周りに温室効果が起きてしまい、結果的に温度を下げなければいけないことに。なので、湿度が高い場合は、最初は除湿で動かして、ある程度湿度が抜けてから普通の冷房にすると28℃でも快適に過ごすことができます。

また、根本的な遮光も大事です。日当たりの良い部屋は、部屋の外に日差し避けシートなんかを取り付けて、日差し自体を減らしましょう。また室内でもカーテンを分厚いものに交換したり、遮光カーテンを2重にするなどすると窓からの赤外線を侵入を遮断できる他、冷房を逃げにくくしてくれます。

次に風向き。冷たい空気は重いので、エアコンの風向きは上にしておくべきですが、それが家具などで干渉すると、家具の熱を拾って効率が落ちます。家具の配置なんかにも注意しましょう。
また、天井付近から下へ扇風機をつけておくことで満遍なく冷却できて無駄がありません。エアコンは熱い部屋を冷やすより、ある程度冷えている部屋を維持するほうが結果的に電気代が安くなることが多い性質をもちます。

また、エアコンと対極をなす、テレビは特に消しておくべきです。節電を訴えるテレビがエアコンの話をするなどナンセンスの極み。大型テレビはこたつをひっくり返してフルパワーにしているようなもの。エアコンの効率を下げます。パソコンのモニタも必要の無いときは切りましょう。

部屋のドアはしっかりと閉めます。ペットなどがいて閉められない場合はペットドアを使う他、ドアストッパーと輪ゴムを連結したものをドアにとりつけてある程度以上開くとゴムの力でもどるようになどして、全開にならないように気をつけます。

後編は本番の室外機の話をします。

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