【じょかセレクション】二日酔いと迎え酒・「死者を蘇らす」カクテル

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レッドバード
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初出:2020/08/04 Vol.392 二日酔いと迎え酒・「死者を蘇らす」カクテル

 

Joker
Joker

本日は「リバイバー」と呼ばれる種類のカクテルについてご紹介します。まあ、迎え酒なんですけど。

くられ
くられ

おいおい、二日酔いの不快感をさらに酒飲んで誤魔化すとか、最悪の方法なのだが・・・

Joker
Joker

無論、今では論外でしょうね。しかしまあ、歴史的経緯で生まれた迎え酒カクテルそのものは、美味しいので別に罪はないと思うのです。名前の意味合いも面白いですしね。朝まで飲んでたせいで目が赤いとか、死体のように転がってる二日酔いゾンビを蘇らせるとか。

くられ
くられ

まあ確かに、ひどい二日酔いの奴ってアルデヒド臭くて標本みたいだけど・・・

POKA
POKA

はっはっは。死体の活用といえばフランケンシュタイン。フランケンシュタインといえば、雷による高電圧だろう! テスラコイルの準備はできているぞ!

Joker
Joker

いえ、あの、あくまで比喩であってですね。第一、雷を落として蘇生させるにも材料が・・・

POKA
POKA

なければ用意すれば済む話だろう?

迎え酒に使われる「リバイバー」カクテル

どうも。Jokerです。本日は「リバイバーカクテル」をご紹介しようと思います。

リバイバーと言われてもピンとこないかもしれませんね。意味するところは要するに、海外での「迎え酒」のことです。

迎え酒は洋の東西を問わず存在していた訳でして、人種によって酒の強さに違いはあれど、飲みすぎて二日酔いに苦しむ人たちはどこにでもいたということですね。

とはいえ、迎え酒が二日酔いに効くなんていうのは、昔は信じられていたことなだけで、今ではダメだということがはっきりしてます。

なので、二日酔いの朝に飲むのではなく、普通に美味しく飲みましょう、ということでよろしくお願いします。

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迎え酒はなぜダメなのか?

そもそもなんで迎え酒がダメなのかというと、ただでさえ二日酔いで胃腸や肝臓に負担がかかってる状態に追い討ちしてどうするんじゃ、という、非常にわかりやすい話です。

この辺、二日酔いの話を記事にした時にも触れたことですが、二日酔いのもたらす頭痛や吐き気などは、迎え酒を飲むとアルコールによってその辺が麻痺するので、良くなったような気がするだけ。

体には非常に良くない上にその場しのぎでしかなく、まして、二日酔いの辛さをアルコールで誤魔化すような習慣づけは、アルコール依存症への一歩でしかありません。やってはいけないことです。

それでも、割と近年まで習慣が残っていたり、元気付けるとか景気付けのためのカクテルがあったりするのは、歴史というものですね。そうして生まれたカクテルそのものには罪がないので、ここからが本題。

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レッドアイとその派生

まずは以前にも紹介したものから。おそらくリバイバーカクテルとしては一番有名なのが、ビールのトマトジュース割り「レッドアイ」です。

標準的なレシピでは、ビールとトマトジュースが半々。セロリを添えたり、レモンを絞ったりもすることも。このあたりは、二日酔い対策っぽい部分でもあります・・・が、それならビール抜きでやった方が良い(笑)。

ビールのカクテルのところで触れたことですが、暑い時期だと私は、お気に入りのトマトジュース「クラマト」を使ってお行儀の悪い飲み方をすることも。すなわち、以前紹介したコレです。

・風呂上がりにキンキンに冷やしたビールを飲む。
・ちょっと飽きてきたなーというところでクラマトを入れてさらに飲む。
・ウォッカを足してレッドバードにして飲む。
・そして本格的にブラッディ・シーザーを作って飲む。

家ならではのザツな飲み方です。でも美味しいんだよね。

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映画・アニメとリバイバーカクテル

ちなみに、トムクルーズ主演の「カクテル」という古い映画では、レッドアイに生卵を落としてタバスコに胡椒にウスターソースを加えて「バーテンダーの朝食だ」とって差し出す有名なシーンがあります。

30年以上前の映画ですが、つまりその頃だと、まだ「迎え酒」というものが普通に行われていた、ということでもあるのでしょう。

ちなみに、生卵・・・卵黄に同じようにケチャップやウスターソース、酢に塩胡椒にタバスコなどで味付けした「プレーリー・オイスター」というカクテルもリバイバー扱いされています。

お酒を使う時はここにウォッカやバーボンなど、蒸留酒を入れることもあるとか。これまた以前触れましたが、アニメ「カウボーイビバップ」では、ジンを使ってましたね。

またこれが、鼻を摘んでまずそうに飲む訳で・・・(笑)

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死者を蘇らせる「コープス・リバイバー」

さて、ここまでは振り返りのようなもの。続いて紹介するのは「コープス・リバイバー」というカクテルです。

意味するところは「死者を蘇らせる」・・・つまり、二日酔いでゾンビになってる奴に喝を入れるカクテル、という感じです。

このカクテル、実は違った味わいのレシピが4つもあることでも有名なので、注文する時には気をつけないと思ってたのと違うものが出てくるかもしれません。

では、レシピを一つずつ紹介していきましょう。

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No.1のレシピ

ブランデーを2/4、アップル・ブランデー(またはカルヴァドス)を1/4、スイートベルモットを1/4、ステアしてグラスに注ぎ、レモンピールを飾る。

No.2のレシピ

ジンを1/4、コアントローを1/4、リレ・ブラン(キナ・リレの代替品)を1/4、レモンジュースを1/4、アブサンを1dashをシェークする。

No.3のレシピ

フェルネット・ブランカを1/3、コニャックを1/3、クレーム・ド・ミントを1/3をステアして作る。

No.4のレシピ

ブランデーを1/3、レモンジュースを1/3、オレンジジュースを1/3、グレナデンシロップを2dashをシェークし、冷やしたシャンパンを注ぐ。

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どれもこれもまるで違うレシピです。強いて言うならNo.2以外はブランデーベースなことでしょうか。

いずれもかなりガッツリとアルコール度数が高いので、二日酔いの時に飲むようなカクテルとも思えないのですが・・・が、刺激は強そうなので確かに死体みたいになってても飛び起きそうではありますね。

なお、私個人の好みでいえば、No.2のレシピが好きです。というか、この中のレシピではNo.2しか飲んだことがありません(笑)

たぶん、りりかお嬢様も選ぶならNo.2だろうな・・・いえ、あの方は二日酔い知らずとのことなので、普通に「ヴェスパー」を頼みそうな気もしますが。

というところで今回はここまで。

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