【SNSにご用心】写真の位置情報を保存しない・Exifを削除

リテラシー
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初出:2015/10/13 Vol.141 SNSを信じすぎないように その2

くられ
くられ

SNSと個人情報の話、続きである!

Joker
Joker

今回は具体的な対策ですね。といっても、最近のSNSはExifを自動削除してくれるみたいですが・・・

くられ
くられ

それそのものは歓迎する事だけど、規約変更ひとつで手のひら返しとか普通にあるからね。

Joker
Joker

自衛意識は大事、ということですか。Exifの削除の仕方とか知っておいて損はないですしね。

POKA
POKA

自衛にはやはりこの「DEATHガン」が・・・攻撃は最大の防御だ!

くられ
くられ

だからそれ以上いけない!

SNS側の写真の取り扱い

前回、写真を軸にして、SNSと情報漏洩の恐ろしさについてお送りした訳ですが、今回は具体的な対策について触れていこうかと思います。

まあ、前回さんざん脅かしておいてなんなのですが、初出当時はともかく、実のところ、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどの主要SNSは、今では写真のアップロード時に、Exif情報を自動で削除してくれるようになっています。

がしかし、「なんだ、なら大丈夫じゃん」と思うのは甘いです。サービスの仕様変更でしれっとこの辺の取り扱いが変わる事がありますし、対応していないSNSやブログサービスもあります。

前回も言いましたが、広義の個人情報を収集してデータ解析して飯の種にしている訳なので、表に出る写真からは削除してあるけど、内部的にはオリジナルが保存されてて情報解析に利用されている・・・などというのは、あり得ないとは言い切れません。

実際、前回紹介した通り、Facebookなんかは横紙破りをしてでもユーザー情報を集めようとして、Appleと対立している訳ですし。

そして、まだ見ぬ新しいサービスが、この手の個人情報をどう取り扱うか、というのもあります。

面倒でも、利用しているSNSが写真ほか個人情報をどう取り扱うのかは、念入りに確認しておくと良いでしょう。

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写真のExif対策

その上で、写真のExif対策について。とりあえずやっておきたいのは、スマホ側の設定で位置情報をオフに設定する事です。

iPhoneなら、「設定」アプリから「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」と辿って「許可しない」にしておきましょう。

Androidの場合は機種によって設定の仕方が違いますが、おおむね、カメラを起動して設定を辿っていくと、位置情報タグ、位置情報保存、みたいな設定が出てくるはずなので、これをオフにしておきます。

こうしておけば、少なくともスマホで写真を撮っても位置情報は保存されなくなります。

ただし、この位置情報に関しての設定は、OSやアプリのアップデートによってリセットされる場合もあるので、その点には注意が必要です。

また、既に撮影済みの写真から、Exifを削除してくれるアプリといったものもあるので、必要に応じて使うと良いでしょう。

iPhone

‎写真のExif削除 Photo Secure
‎写真の住所やEXIFの表示や削除ができます。一度に複数の写真情報を削除できます。 いつ何処で撮ったか見たいときや、位置や住所を削除したいときにどうぞ。iPhone,iPad,iPod対応。 ■ 主な機能 - 画像中のプライベートな情報(位置情報、GPS情報、Exif)を表示・削除します。 - 複数の画像のプライバシ...

Android

Exif消しゴム - Google Play のアプリ
撮影日時、ジオタグ(撮影時の位置情報)、撮影機材の名前などが含まれる、画像ファイルのExifという情報を削除することができます。 タップして画像を選択するだけの簡単操作。 Exif削除後の画像は、元画像とは別のファイルとして保存されるので、元の情報を消したくない場合も安心です。 ファイルをアップロードする・他人に渡すな...

また、手持ちの写真を一括で処理したい場合は、やはりパソコンから行うのが便利です。

Mac

ImageOptim — better Save for Web

Windows

フォルダ内のJPEG写真ファイルのExifを一括削除するソフト「Free EXIF Eraser」 | フリーソフトラボ.com
指定したフォルダ内にある写真ファイルのExifデータを一括削除するソフト。Exif情報だけでなくIPTC/XMP規格に準拠したデータの削除にも対応しています。複数あるJPEGファイルのExif情報をまとめて消したいときに便利なツールです。

SNSは大丈夫でも、ブログは大丈夫じゃないとか、そういうケースもあるわけなので、やはり最初から自衛として、Exif情報を自分の手で削除してしまうのが、根本的な対策としては有効です。

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Facebookの位置情報への執着

ここまでまるっきりSNSを信用していない感じなのは、それはそれで理由があります。

特にFacebook。スマホアプリを利用すると、何かと位置情報をオンにして投稿させてこようとしてきます。

位置情報をお互い共有することで、友達が出先で「あ、近くにいる・・・!」といった出会いを提供したいほか、その人の行動パターン、現在地から広告のターゲティングに使いたいのでしょうが、キモすぎ全開です。

特に広告のターゲティングは、Facebookは位置情報をオフにしていても、IPアドレスなどから大まかな位置を割り出してやってきます。

こういう事を平気でやる企業なので、裏で何をされているのかわかったもんじゃない、とも思ってしまう次第。

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Facebookとセキュリティリスク

Facebookはクレジットカードの登録などでもエラーが多く、さらにサポートが非常に悪い事でも有名です。無料で使わせてやっているのだから意見など言うな・・・という態度なのでしょうか、広告費によって莫大な利益を上げていても、それがユーザーのセキュリティ向上に使われることは、あんまりなさそうです。

実際、近頃のニュースでは、ヒドいのがありました。

Facebookが数億人のパスワードを平文で保存していたと認める | TechCrunch Japan
セキュリティ専門ジャーナリストのBrian Krebsは、「Facebookは数億のパスワードを平文で保存している」と報じた。同社は昨日のブログでこれを事実と認めた。

実に数億件ものパスワードが平文で保存されていたとか・・・人のプライバシーに踏み込んでくる癖に、セキュリティはガバガバです。

故に、自分はFacebookが大嫌いなのですが、仕事上使わざるを得ないので、超絶狂瀾怒濤に嫌々嫌々嫌々嫌々嫌々嫌々使っているのです(笑)

まあ、愚痴はともかく、FacebookとLINEに関しては、相当な個人情報を握られてしまうので、本家から情報漏洩があった場合、多大な被害を受ける可能性があります。

Facebookの5,000万人分の情報流出について、いま知っておくべきこと|WIRED.jp
Facebookの5,000万人分のユーザー情報が流出していた可能性があることが、9月28日(米国時間)に明らかになった。プロフィールの「プレビュー」機能に関する脆弱性を外部のハッカー

実際、Facebookでは5000万人分の情報流出(影響だけなら9000万人)があった訳ですしね。前回も言いましたが、InstagramもFacebookが提供してるサービスなので、そこんとこはよく考えた方が良いと思います。

ともあれ、一番良いのは使わないことですが、仕事柄、友達柄使わないわけにはいかないという人も多いので、多くのアプリごとに個人情報の守り方を適時調べては、個々の設定方法などを調べて、面倒でもしっかり設定を見直して使いましょう。

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