【SNSにご用心】写真と個人情報:ストーカー被害から誘拐・身代金

リテラシー
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初出:2015/10/06 Vol.140 特別記事 SNSを信じすぎないように その1

くられ
くられ

本日はSNSと個人情報の話である!

Joker
Joker

写真一枚からいろいろバレるっていうあれですね。

くられ
くられ

Exifに位置情報残ってるとクリティカルだけど、そうじゃなくても色々ねー

Joker
Joker

食い物の写真でも、特定の地方にしかないチェーンだったりすると所在地の範囲とか絞り込まれますしね。

くられ
くられ

そうそう。ストーカーなんかそういうところからおっかけてくるからね。

POKA
POKA

ストーカー? ストーカーとは、体よく高電圧の実験に使える被け・・・

くられ
くられ

それ以上いけない!

SNSを信じすぎてはいけない

SNS、使っていますか?

Twitterを始め、FacebookにInstagram、LINE・・・今ではすっかり遺跡となってますが、かつて一世を風靡したmixiなんてものもありましたね。

何かと便利なので、こうしたSNSを利用している方はたくさんいます。が、しかし、SNSというものは、使い方によっては生活に密着する事になります。

そんなSNSですが、個人情報の塊にしてはいないでしょうか?

SNSを利用するのは良いのですが、あんまり信じすぎてはいけません。今回は、写真を軸に事例を紹介しながら、個人情報流出についての恐ろしさなんかに触れていこうかと思います。

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写真のExif情報にご用心・ストーカー被害も!

SNSと言えば写真ですが、写真にはExifというものがあり、撮影日時、使った機材、絞りや画素数、ISO感度など、撮影条件にまつわるデータが記録されています。

これの恐ろしいところは、撮影場所のGPSデータも入るので、位置情報を有効にした状態で、スマホのカメラアプリで写真を撮影すると、どこで写真を撮ったのかバレてしまうという事になります。

自宅での自撮り写真をExif付きでアップしてしまうと即、自宅の住所がバレるということ。

最近では、SNSやブログにアップロードする際に、自動でExifを削除してくれる事も増えましたが、必ずしも全てにおいてそうだという訳ではありません。

以前、ストーカー被害に遭っているというコスプレイヤーのブログを見た時、まさにコレに該当する事例がありました。

もしやと思って、アップロードされている画像のExifをチェックしたところ、GPSの座標データがそのまま入っていました。

この座標データは何種類かあるのですが、コンバートしてGoogleマップにドロップすると、住所と思われるマンションが出てきた次第・・・

こういうところから情報を割り出され、ストーカーに粘着されていた訳です。この事例はブログですが、Exifを削除しないSNSの場合、注意が必要です。

ちなみに、Exifはそれに対応したアプリなどから確認できます。また、以下のように、ウェブサイトでチェックする事も可能です。

EXIF確認君 - 画像情報解析ツール
画像のEXIF情報を表示するWebサービスです。撮影に使用したデジカメやスマホなどの機種、撮影時の設定、GPSの位置情報などが確認できます。

位置情報と言えば、Twitterなんかでも「今どこに居ます!」みたいな感じで、ツイートに位置情報を付けられたりしますが・・・これもうっかりすると危険な事があります。くれぐれも注意して利用すべきでしょう。

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何かと悪評のあるFacebook

そもそも、SNSを運営している会社は、端的に言えば、広義の個人情報・・・「その人がどんな行動をしているか」を分析して商売をしている訳です。そういうビジネスなだけに、情報収集には極めて貪欲だと言えるでしょう。

特にFacebookなどは、定期的に個人情報周りでトラブルを起こしています。個人情報流出騒ぎは記憶に新しいところですし、スマホアプリでは位置情報の設定をオフにしていても、なんやかやと居場所を割り出して広告を出している始末。

最近の事例だと、iPhoneアプリをAppleの規約に違反する形でFacebookが悪用していたのが判明してブロックされた、などというのもありました。

Appleには、社内向けアプリであれば、App Storeを経由しない形で利用できるプログラムがあります。

Facebookはこれを悪用して、「お金払うからあなたのスマホのデータを見せてよ」と、情報収集するアプリを流していました。もちろん社外にです。

真っ当な手段でApp Storeに並べたら、コンプラにやかましいAppleの事(それはそれでどうかと思う部分もありますが)、確実にリジェクトされるアプリであり、そうだと分かっているからこそ、社内配布の仕組みを悪用する形でアプリを外部に配布していた訳で・・・明らかにわかっててやってるので、悪質としか言いようがありません。

結果として、FacebookやInstagramのテスト版アプリだとか、Facebookの他の社内アプリなんかまで含めて全滅とのこと。この辺の顛末は、以下の記事などによくまとめられています。

Facebookが月額2200円でユーザーのほぼ全てのスマホデータを買っていたアプリが問題に、AppleはFacebookの社内向けアプリをブロック
iOSでアプリを配信するには公式のApp Storeを使用するのが一般的な手順ですが、社内で開発したアプリを社内でだけ使ってもらいたいというケースも往々にしてあります。AppleのApple Developer Enterprise Programに登録すれば、App Storeを経由せずに社内向けアプリを配信すること...

なお、知らない人もいそうですが、InstagramはFacebookが提供しているサービスです。これは結構大事な事なので、覚えておくと良いかと。

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SNSに子どもの写真をアップする危険

また、アメリカではFacebookにアップしている情報を元に子どもを誘拐し、身代金を要求するという事件も起きています。

仮に、子どもの写真から位置情報を削除していたとしても、そもそも子どもの写真をアップしている時点で「子どもの有無」というものがわかり、そして住んでいるエリア情報や、写真に写り込んでいる周囲の風景からおおよその位置の特定・・・

さらに、子どもが遊んでいる遊具によっては、どの時間帯にどこで遊んでいるのかまで分かってしまいます。

この危険については、別にFacebookに限らず、どんなSNSでも起こりえる事ではありますが・・・実名主義のFacebookだとよりヤバい。職業欄から、収入もある程度推測できるので、身代金を要求できそうな相手もサクっと調べる事が出来る訳です。

このように、写真ひとつとっても様々な危険が潜んでいます。日本ではTwitterでのバイトテロなど、いわゆる「バカッター」案件で炎上したりする際に、彼らの個人情報への無頓着さが浮き彫りになっていますが・・・

デマによる巻き込まれ炎上などで、個人情報が晒されてしまうなんてこともあるわけで、「自分はそんな馬鹿な事はしないから大丈夫」とは限りません。用心に越した事はないのです。

では、どのようにSNSを使えばいいのか・・・というのは、また機会を改めてご紹介しましょう。

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