乾燥シーズンの加湿器、本当に必要?適度な加湿を科学する!

生活と科学
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初出:2015/12/22 Vol.151 加湿器の選び方

Joker
Joker

先生、加湿器ってオススメは何ですかね?

くられ
くられ

まず部屋の湿度を測る方が先!

加湿器、本当に必要ですか?

空気が乾燥してくると加湿器が欲しくなりますね。

しかし、その加湿器、本当に必要なのでしょうか。加湿する方法は意外といくらでもあります。それ以前に、そもそも加湿が必要なのかどうかという点もあります。

石油ファンヒーターをまわしていると自動的に加湿される(灯油が燃えるときに水分子ができる)場合は加湿器を導入すると加湿しすぎでカビの原因になったりします。

エアコンの場合は空気が乾燥しやすいのですが、それでも部屋が大きい場合(10畳以上)で通気が良い場合くらいで、実際の湿度を測ってみて40%を下回っていないかぎりは加湿器は要りません。部屋の隅にコップで水を置いておけば十分。快適な湿度は通年50〜60%です。

6畳以下の部屋では、加湿器は小型の物でもオーバースペックになることが多く、軽く濡らしたタオルをハンガーにかけておく程度でも十分です。

いずれにせよ湿度がモニターできるように、湿度計を買ってあちこちにつけておく方が、加湿器を買うより大事な気がします。

その上で、対策を取っているのに湿度が40%を下回っている・・・という場合は、加湿器の導入を考えても良いでしょう。

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加湿器の種類

さて、やはり加湿器が必要だとなったとします。加湿器にも種類がありますし、設置場所などを考慮しないと、家を傷めることにもなりかねません。

加湿器の種類は、ざっくりと以下のような感じです。

スチーム式

そのまんま、ヒーターで水を温めて蒸気を噴き出すタイプです。古典的な「ストーブの上に置いたヤカン」的な仕組みです。加湿能力は高めですが、ヒーターを使う分、消費電力が他の仕組みより高く付きます。手入れは楽な部類。

気化式

ヒーターを使わず、水を吸い上げたフィルターにファンで風を当てて水を蒸発させるタイプ。「濡れタオルに扇風機」ですね。加熱しないので加湿能力は低めですが、穏やかでもある、ということです。ヒーターを使わない分、電力的にはエコですが、ファンを回転させるので動作音がします。

超音波式

超音波の振動で霧状にした水で加湿をするタイプです。電気代も安く、音も静かですが、反面、マメに手入れをしてやらないと、ヒーターによって煮沸されるスチーム式などと違って、タンクの水で雑菌が繁殖してしまうことも。

これらに加えて、気化式にヒーターを組み込んで温風を当てたり、ヒーターで加熱した水を超音波で霧状にするハイブリッド式なんかもあります。

メリット・デメリットはそれぞれありますが、最初に言った通り、加湿しすぎては本末転倒です。なので、部屋の大きさなど、環境に合わせるのが第一優先です。その次に、各方式のメリット・デメリットを勘案しましょう。電気代を安く上げたいとか、手入れが楽な方がいいとか、それでも衛生面が気になるとか、その辺は実際に製品をよく見て決めた方がいいでしょう。

まあ、この辺は好みもあるので、加湿が過度になりすぎない範囲なら、アロマオイルを使って良い香りを楽しむとか、単純に可愛いとか、そういうのもアリですかね?インテリアにもなる訳ですし。

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